現在、古家には、アヒル1羽、やぎ2頭、そして、温泉の支配人から料理見習い人、頼まれての、居候が一人、一つ屋根で生活しています。
経験が浅く若いから仕方がない面もあるが、1杯やりながら、仏教でいうところの、調和のとれた、正しい見方の話をしました。
俺は仕事は早く上手にやるが、少し先輩の上司から妬まれやたらと、ケチをつけてくる。上手くいったときは俺がやったと、手柄を誇張する。 社会生活の上ではこのような事はよくある話です。
愛する人と別れなければならない苦。反対に嫌な奴と一緒に行動しなければならない苦しみ。俺我、俺我、我欲は捨てると、、人生は好転することが、多い。
これらの解決は妙の教え、仏教でいうところの、八正道の最初の正見です。
正見とは、中道の事です。中道とは、 相手の考えと自分の考え方との真ん中をとるという意味ではありません。
居候は先輩に大して、仕事ができない癖に給料は俺より高い、俺の仕事にケチをつけたり、手柄は自慢する。居候は本当にその通りだという、
そこで、正見、中道の話をしました。 居候に、給料が高いという事は、お前が出来ないことを先輩は会社に貢献しているかもしれない。 良いお客様が彼にはついているのかもしれない。
残念ながら今の居候には、それだけのお客様から、信用が足りないのかも、知れない。 だったら、自分も先輩を妬んだり恨んではだめ、お客様から、信用を得る為、努力する。その努力が実った時、あの嫌いな先輩がいたからこそ、自分はお客様から、信頼を得る事が出来た。 嫌な先輩だけれど、よくぞいってくれた、先輩ありがとう。
命に合掌
