大切な人を失いそのショックで、気力が落ち睡眠も食事が殆どできなく、体調が崩れ8月には独り立ちできなくなり、MRAの結果脳梗塞と診断され、即入院となりリハビリを兼ねての2か月間病院での療養生活を経験しました。
病院もコロナ禍で、リハビリも予定通りできない感じでしたが、ベッドの中でこれではいけない、と思い直しベッドの中で動きが鈍っている特に左足の自主的な運動を心掛けてきて、ひと月でゆっくりですが杖なしでも歩けるようになりました。 このまま、退院して自宅でも大丈夫だと思っていたが,医師やスタッフさんの勧めと、家族がゆっくり、完全に治してからという要望で、病院ですがリハビリ中心の病院に転院し、ひと月で、ほとんど病気前の状態まで回復しました。
医師の勧めで介護保険を習得された方が良いとの事で家族が申請し、区役所の方が、最初の病院まで面接に来られました。 面接の時には車イスでの移動はできる状態でしたが、結果要介護2になりました。 仕事や、買い物で車を使っていましたが、4輪の自転車にしようかと、入院中考えていましたが、自宅での生活が可能かどうか、スタッフの皆さんと1時帰宅しました。 婆の介護で、室内はバリアフリーになっていますから、問題はなく、すぐに退院しました。 要介護は今のところ、まるっきり必要なしになりました。
法律が変わり、脳梗塞などの病気を隠したまま、運転することは禁じらました。
運転するには警察署に行って、運転免許申請書をいただくのですが、これが取り調べのように尋問される、どのような薬をどれくらい服用しているかと、悪い事でもしたような感じでした。 薬が運転に差し支えるのなら、そのような薬は飲まないと、いうようなしまつでしたが、なんとか、申請書をもらい、病院で申請書に必要な事柄の診断書を書いていただき、それを持って、運転免許センターで、試験を受けました。
神様がお前は運転してはいけないというのなら、許可は下りない、その時は素直にやめようと思っています。 お前はまだ現役で厳しい時代若い方を支援しなくてならない
最初に運転している姿勢でシュミレーションがあり、数字や図形や漢字などが、一か所に表示され、表示されたらそれを認識し赤ボタンを1秒以内、瞬時に押さなくてはなりません。 認識した表示を4か所のボタンで確認しますが、10問中1問でも間違えたら失格です。 次に赤信号で瞬時に強くブレーキを踏むことができるか、最後にバイクに乗れるか、ブレーキ、スタンドを起こせるかというテストがあり、合格しました。 1日に1回のチャレンジしかできない仕組みです。 池袋の高齢者運転ではないけれど、やはり、30代40代より、動作は鈍るのは、自覚し、絶対に事故は起こさないという自覚をもって、安全運転で行きたいと思っています。 戦後のベビーブームで生まれた人たちの免許習得が多いから事故が増えているのは確かです。
いずれにしても、『涅槃経』の教えの転重軽受を自ら体験した感じを受けています。
「有智の人は智慧の力を以て能よく地獄極ごく重じゅうの業ごうをして現世に軽く受けしめ、愚癡ぐちの人は現世に軽業けいごうを地獄に重く受く」
と説かれた法門です。
生身の人間ですから生老病死の苦は避けられません。 受けても大難は小難に小難は無難に過ごせるありがたさを感じています。
病気するのは信心が足りないだとかいうような、新興宗教には、気をつけましょう。
命に合掌
