聖徳太子が制定した17条の憲法は、中国から儒教や法治主義、仏教を取り入れて、官僚や貴族に対する道徳的な規範が示されている。
儒教は道徳の教えですが、どうしても主従関係や、家長関係が、強く出すぎて、階級差別や人種差別や女性蔑視を産みやすい。中国や、朝鮮でも、王族、貴族、平民、奴婢といった差別階級制度でした。 儒教の教えは戦後の日本の教育にも強く打ち出されてきました。 今は少なくなったようですが、薪を背負って、歩きながら本を読んでいる二宮尊徳像が私が卒業した小学校にはありました。 本は大学という難しい論語です。
現代社会においても、特に政治や官僚の場では東大、はじめ、一流大学と言われるキャリアでなければ、出世はできない、お金や、権力を得るための手段になっている社会構造がある。 先日も経済産業省の若いキャリアの二人が持続化給付金詐欺を働いた。 私が若いころは、公務員は報酬が低く見向きもしなかった。 今は公務員が人気だという。
このような、アホを送り出すために国は大学に教育補助金を出しているわけではない。
報酬を求めるなら、正々堂々と、公務員を退職し、自身の力で企業経営をやってみればよい。 企業経営は根性が大事。
教育の知恵で卒業し公務員になったが、 幽霊企業を作って、そこの責任者名で補助金詐欺を働く。 悪が働く脳みそしか持ち合わせていないようだ。 公務員採用試験も曲がり角に来ている。
仏教でなくても、日本人が誰にも備わっている神道ならば、 悪を絶対に許さない心、良心が誰にもあるはずだ。 自身の良心に照らして、行動をしなさい。 お天道様が見ているよ。 のの様が悲しむよ。
1 和を尊重し、争わないことを宗旨(主義)としろ。人は皆、党派を作るし、(物事の)熟達者は(常に)少ない。そのため君主や父親に従わなかったり、近隣と考えが相違したりもする。しかし、上の者も和やかに、下の者も睦まじく、物事を議論して内容を整えていけば、自然と物事の道理に適うようになるし、何事も成し遂げられるようになる。【和/議論】
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※ 資本主義だ、社会主義だとか、ただ反発するのではなく、党派が違っても和やかに議論し、内容を整えれば道理に近づく。
2 仏教の三宝(仏・法・僧)を篤く敬え。仏法は四生(生物)が最終的に帰する処であり、万国にとっての究極の宗教である。いつの時代の誰であろうと仏法を尊べないような者はいない。世の中、極悪人は少なく、大抵は教えによって従えることができるが、三宝(仏教)に依らなければ、曲がった心を直すことはできない。【仏教(三宝)】
※ 人の心は、縁により、ころころ変わる。 悪心を正すのは仏様の教えでなければ、正せない。 仏の智慧
10 忿怒を絶ち、瞋恚を棄て、人と考えが違うことを怒るな。人には皆心があり、各々のこだわり(執着)があるのだから、相手はよくても自分はよくないこともあれば、自分はよくても相手はよくないこともある。自分が必ず優れているわけでも、相手が必ず愚かなわけでもない。どちらも凡夫(凡人)なのであり、是非を決定できる優越性など無い。共に賢さと愚かさを併せ持っている(一体的である)のは、鐶(環)に端が無いのと同様である。このように、相手が怒ったとしても、かえって自分に過失が無かったか振り返り、また自分一人の考えがあったとしても人々の意見を聞き入れて協調して振る舞え。
意味は解らなかったが、子供のころラジオで聴こえてきた浪曲
妻は夫をいたわりつ、夫は妻に慕いつつ~ ♪
江戸時代の 夫婦愛を描いたもので、観音様の慈悲でハッピーエンドの話だそうです。
命に合掌
