掴まらせて立つことが出来なければ、間違いなくベッドで寝たきり介助になってしまう。
寝たきりになれば、柵を外し、床に落ちたり、徘徊する心配はなくなるが、
ベッドで排泄、食事もベッドという新たな問題も出てくるのは、間違いない。
婆の為にも筋力が落ちないように、トレーニングをするしかない。
歩くのは無理でも、少しの時間だけ、掴まって立ってくれれば、移乗回転装置によって、排泄介助は苦にならない。
婆の筋トレの為ベッドに膝崩れ防止用のクッションを取り付けた。
立ち上がらせるには、車椅子に座っているときの重心はおへそあたり、足元に重心を移さねばならない。
クッションの下にタオルケットを入れて、クッションを分厚くした。 少しだけ離れたところから、車椅子に座って
手を伸ばして手すりに摑まる。 自力で立てる時には自分でやってもらう。 立てないときには、少しだけ立ち上がるまで、軽く
背中を押してあげる。 1,2,3,4、・・・・・・・ 10数えたら、座って良いよ。 それを3セット行う。 できたら、頑張ったね。
一日2回行う。

