こんにちは。


実は実家の祖母が亡くなりました。


84歳でした。


7年前から肺がんを患い、手術もできない状況の中、辛い副作用に耐えて投薬治療をしてきました。


1年半前に祖父が急逝するまでは、毎日畑仕事をしていた大好きなおばあちゃん。


とってもとっても働きもので、忍耐強い人でした。


祖父が亡くなってから、みるみる弱々しくなり、日課だった畑仕事もできなくなりました。


それでも余命宣告から8ヶ月以上長く生きてくれました。



最期は病院ではなく、家がいいという祖母の希望もあり、体調が悪くなって数日入院しましたが、なんとか退院。


コロナ禍ですが、子どもたちや孫やひ孫に会えて安心したのか退院したその日の夜に多くの人に看取られて亡くなりました。



私だけは真夜中で連絡に気づけず…。

大好きだったおばあちゃんの最期に立ち会うことができませんでした。


悲しくて、悲しくて、たくさん泣きましたが、祖母はもう目を開けて、私の名前を呼んでくれません。


いつも人のことばかり心配していました。

自分のがよほど苦しい状況なのに。




娘は、もう好きだったひいおばあちゃんと会えなくなるのをなんとなく理解しているようです。


「おばあちゃん、会えなくなっちゃう」と泣いていました。


甥っ子はいつものようにひいおばあちゃんを起こそうと、何度も何度も祖母の身体を叩いていました。




私の祖父母は全員あの世へ旅立ちました。


でも、娘がいるからこんな悲しみの中でも笑うことができます。



おばあちゃん、今までありがとう。


いつまでもいつまでも大好きなおばあちゃんだよ。


一緒に過ごした日のこと、忘れない。


おじいちゃんとの喧嘩はほどほどに、向こうでまた仲良くね。