怒涛の、本当に怒涛の年末です。

睡眠時間を削っても足りず、そうすると体調を壊したりもしてさらに厳しくなれど(コロナは陰性でした。)それでも締切は待ってくれないから、今日も日帰りの出張でした。


補助金案件でスケジュールに融通が効かず、2月末に竣工するという戸建改修を今急いでやってます。初めから無理なのはわかってたんだけどね。

UFOとかカッパとか、いないはずの伝説を探す人々が好きなのもあって、無理めなものほど挑戦したくなる自分に呆れもします。





図面図面発注制作見積現場図面、という奥義みたいな技を繰り出しては、大量のカフェインどぶ漬け状態で、それでも不思議とワクワクしながら空間を想像していたら、いつのまにか冬だった。


休みがないわけではない。

夏から雑誌のターザンで、釣りのコラムも書かせてもらっていて、どこにも宣伝する余裕がないまま第五回目を書き終えたけど、まぁ、月一で釣りには行った。





休暇と言えばあとは子守と買い物で、釣りもそうだけど何かと体力は使う。

妻も出産後仕事に復帰し始め、彼女が活動してる時間、僕は家で子どもの面倒を見なきゃいけず、育休が取れない大変さは肌で知ったりして、子どもの鳴き声をBGMにZOOMしなきゃいけなかったりもした。抱っこ紐で製図して、哺乳瓶で墨出しするような日々。いつか社員に子どもができたら十分休んでもらおうと思う。


そんな日々で、

できれば1日だけで良いから、一日中1ミリも動きたくありません。と近所の神社に相談してみたら、見事風邪を引いた。妻の大好きなクリスマスに高熱だった。高熱で頭も痛いから文字が読めなくて、本など読んでいられず、なぜかファインディングニモを観て泣いた。


検査してコロナではなかったので、今朝は熱の冷めないまま出張に行ってきて、シャワーを浴びて今。書斎。

忙しいアピールみたいになってしまった。

僕はもっとゆっくり過ごしたい、ということだけを伝えたい。忙しいのは良くないよ、と伝えたいだけです。忙しいというのは、何かに負けているということです。

単純にパワーか、制度か。趣味への誘惑か、睡眠欲かお酒か色恋か、人によって違うと思うけれど、何かに負けなければ忙しくはなりません。忙しさの尺度も人それぞれなので、思い込みかもしれないし。


いずれにせよ、忙しくない人生を歩んで行きたい。僕に関わる人全員が、忙しくなければ良いなと、まずは思う。

プレーイングマネージャーのこのポジションを僕がどうしていくか、お見守りください。何かしらの答えは見つけるつもりです。



そういえば、

M-1はリアルタイムでは観ることができませんでしたが、ちょうどその時間にテレビはついていて、ふっと見てズシっと記憶に残ったことを書きます。


報道の日という番組だったと思います。

M-1の裏ですね。

仙台育英の野球部の須江監督の言葉。


勝ち続けられることなんてない。挫折や失敗のない人生はないのだから、人生は敗者復活戦だと思え、と。挫折があるから楽しいんだ、と。生徒には必ず言うらしい。


その部分だけちょうど見て、なんと良い言葉なのだろうと思った。


負け続けの人生なのは自分だけなんじゃないかと思い込んで、自分から負の道を進む人が周りにいて、自分もそんな時が多くて、刺さったのです。


勝ち続ける人はいない。スポーツのトーナメントだって優勝者以外みんな負けてる。

敗者復活をどうするか。

皆さん、頑張りましょうよ。

余裕を持って生きていける輝かしいクリエイティブライフを歩みましょう。

言うは易し。いざ!制作に戻ります!