せっかく車で

早朝に

1時間ちょっともかけて打ち合わせに来たんだし


少し早めに行って、


数十分でもいいから打ちたいのです。



トラウトロッドしか車に載ってなかったから心もとなかったけど、


そんな不安をよそに当たりもチェイスもなかった。ベイトはたくさん。



バスの姿は目撃できなかった。

けれど時おり水面がぱしゃりと揺れる。


チェイスがないから、あれはもしかしたらコイかも。



釣り人は5人もいた。


釣り人が近くにいる釣りがあんまり好きではないのだけど、


それでも草の匂いとバッタと蜘蛛と戯れて、萎れかけた彼岸花が散りゆく脇を歩き、


秋の始まりを感じながら良い釣りができました。



かなり久しぶりのボウズで、



時間が来て、



取り合えず仕事優先だ!と、車に飛び乗りました。



ブラックバスはまた今度。

再来週にはイナダを釣りに行く予定があります。

夢のフィッシング楽しみ。



すごくシンプルに、釣りが好きです。



本当に好きなものには理由がない。


なんで好きなの?と聞かれれば答えはいくつも浮かぶけれど、そのどれもが適当でない気がする。



論理によって気づける「好き」はあっても、好きの感情は論理ではない。



なんかよくわかんないけど、気になるんだよね。


それが、好きということ。



僕はいつだって水辺を眺めている。

水溜りにさえ何か生き物がいないかなぁと。

気づけばいつも。目で追ってしまう。



「あんたさぁ気づきなよ、それはもう恋じゃん。」


何かの少女漫画で記憶に残っているせりふ。