焦っていいことはあったかい?



いいや、何もなかった。



君は今焦ってるんじゃないのか?



そのとおりだよ。



焦って創ったものに良いものはあったかい?



いや、全くなかった。



君は今創ることが楽しいかい?



ああ、楽しい。



焦ってる時でもかい?



いや、焦ってる時に楽しいなんて感情はないよ。



それは君にとってどんなことだい?



周りが見えなくなるということさ。



君は一人なのかい?



そうじゃない。ただ、焦ってるんだ。我慢を知らない。



我慢が必要であることは分かってるかな?



それを痛感させてもらう毎日さ。



心の余裕を君は持てているかい?



いや、まだまださ。何事にもあせってしまう。認めてほしいんだ。



それは誰に認められたいんだい?



誰でもいい。もしかしたら、僕は自分を許したいのかもしれない。



ならもう一度聞く。

焦っていいことはあったかい?



もう一度僕も言うよ。

全くなかった。



じゃあ、君は答えには気づいてるんだね?



答えは一つさ。

焦らないために、心の余裕と我慢を知らなきゃいけない。



それだけ分かっていて、なぜ君はそれに従順になれないんだい?



寂しいからさ。

だからこそ、認めてほしいんだ。

たくさんのことをしたい。

たくさんのことを知りたい。



頭で理解するのは、もう終わりにしないかい?



ああ。

後は行動で示すよ。



応援してくれる人はたくさんいるんだろ?



そうだね。

その人を僕は大切にしなきゃいけない。



さよなら。



ああ、さよなら。

今の僕。






k.yutoh





yutoh...僕から見た世界の断片は、矛盾の上に成り立っている。