前回の記事の続き。








入院生活の記録にはなります。









入院生活当日。











これは入院になりそうな流れだ、腹が痛くてこれは帰れないだろうな、絶食かなと悟った時点で造影CTの前にトイレに行ったら後にこっそり売店でウィダインゼリーを買い飲んでいた。




悪い患者(笑)







絶食は入院当日が一番辛かった。

前の日も昼は食べたけど、夕食と入院当日の朝食は食べなかったから。






そりゃ空腹です!!







入院して抗生剤点滴を直ぐに受けて。








そしたらあれ?!

不思議。










…なんかさっきよりも痛くないや。










一回の抗生剤だけだから

気持ちの問題かな(笑)











まぁ歩くと痛いけどね。










そして入院初日。

やってしまった。







点滴ルート事件。





血液が苦手な方はご注意下さい。



























点滴のラインが外れた。




そして写真には写ってないが

ベットのシーツも後ろの床も壁も血だらけ。






思わず三方活栓を戻してしまう。






…あ!やべ。






…やばい。色々。







とりあえず一呼吸おいてナースコール。







「どうしたの?!え!え!!」

と。


状況を説明して。






三方活栓戻しちゃったかと看護師さん。



これ





感染の原因になるので外れたから一回抜いて刺し直しだねと説明される。





承知しておりますとは言えず。





「…すいません。」





看護師さんが準備してくるねといい部屋をでてスタッフに「〇〇号室、血だらけー!!」と声が響く。





もう本当にすいません。



この時点で

看護師とは絶対言えなくなった(笑)






みんな集まり掃除とベットメーキング開始。

さっき点滴を入れてもらったのにまた差し替え。




看護師さん達、本当にごめんなさい(笑)











この日はお腹は痛いけど、前日よりも痛くなく点滴の痛み止めを一回入眠前に使って大丈夫でした。




痛みといえばあとは頭痛も。

慣れない寝たきり生活、生理前の頭痛で辛かった。こちらも点滴の痛み止めで痛みが良くなったので助かった。











入院当日。

痛みよりしんどいものが。





それはアレルギー性鼻炎。




もともとアレルギー性鼻炎があったので就寝前に抗アレルギー剤を内服していますが絶食中で内服できず。

鼻詰まり、鼻水が酷く苦しい。

寝れない




夜勤の看護師さんに朝方

「寝れなかった?鼻つらそうだね。」

と。アレルギー性鼻炎のことを伝えると先生に聞いて夜から内服していいか確認してくれると。





マジ神様!!



 

看護師さん素敵!!




次の日はアレルギーの薬の

おかげで鼻炎症状はよくなりました。










が…







絶食2日目での内服が胃に負担になったのか。

21時に内服後、気持ち悪くて。








少なくても3回は嘔吐。






やばい。







こっちも辛い。







もうこの時点では空腹は感じず。






食べることへの恐怖のみ。





ナースコールはせず

我慢していたが看護師さんが来てくれて。



「大丈夫?なんか音がして。吐いた?」と。




なんとも素晴らしいタイミング。








吐き気止めの

プリンペランを注射してくれる。






これは効いたのかよく分からないけど。

とりあえず吐いたからかすっきりして入眠。










3日目。

大腸カメラをする日。







絶食しているので前処置の下剤はなし。

なぜか今になって下痢。





大腸カメラして大丈夫か?と思いながらまぁ午後からだから大丈夫かなと思ってたら10時過ぎには呼ばれる。





「えー!!早くね!??」






前に大腸カメラ受けたこと一度あるけどその時よりもかなり苦しいし、痛い。




ベットの柵をにぎって耐える。





医師

「痛いね。どうする?もう少し上の方もみる?止める?」

もう今すぐやめてほしいし続けるのは嫌だったけど、この際しっかり見て欲しいので。



「…見てください。」

と声を振り絞り伝える。








痛いー!!






いやー!







辛かった!





上までみて下に下がるように大腸へ。






炎症の部位を見つける。




医師

「ここだね。原因はなんでかな?変なものとかはないね。もう治りかかってるし。」





「癌とか悪いものではないですか?」





医師

「うん、それは大丈夫。」





「あ?!」

と先生。





医師

「これ憩室だよ。これだよ。一個しかないから見落としそうになったよ。」「あー、これだ。」

と。頷き先生が納得している。






無事に検査終了。









とりあえず良かった。







夕方になり夫も含めて医師から説明。








医師

「今回お腹が痛くて受診して入院になったんだけど。CT撮ってみるとここだけ大腸ここが腫れてるんです。」







本当だ、すごい腫れてる。

素人目の夫でもわかるレベル。









医師

「感染性胃腸炎だと下痢や嘔吐があり周囲に白いモヤのように見えるけどそれもない。

〇〇さんは主訴が腹痛だけで、下痢などがなく嘔吐もない。なんだろうと大腸カメラをしたら憩室炎だした。一つだから見失いそうだったけど。

これは場所的に後天的に発症したものです。通常何個か憩室ができるけど珍しいことに一つしかないんです。あんまりみたことないです。

もともと便秘体質の方がなりやすいけど普段は便秘もないみたいだし。たまたま一つ憩室ができてその一つにピンポイントで炎症が起きた。今回は運が悪かったという感じです。」









えー!!運なの??









先生の説明を聞いたあと夫はかなり安心したよう。


「原因が分かって良かったー!悪い病気だったらって考えると寝れなかった。」と。






「え?いつも秒で寝てるじゃん。」

と心の中で思いながらも心配はしていたんだろうなと分かる安堵している夫。





「病気の原因が分かったし退院の目処もついたし何より先が見てたからもう頑張れるわ!」



と前向き発言。すごいわ。







料理して保育園や学校の準備と

大変だけどなんとかやってたみたい。









私が毎日やっている細々している日々の子供達の準備の大変さが分かったと言っておりました。









ということで

3日目の夜から食事開始。


ほぼ汁。






五分粥。







常食。

という感じで少しずつレベルアップ。




腹痛みも3日目にはほとんどなくなりました。





最初は食事も嘔吐の件があったから

食事も怖かったけど大丈夫でした。









抗生剤点滴は6日間。

シャワーは4日目から。






最後に念のため退院の日、胃カメラもしておこうと言うことで初の胃カメラをして。経鼻だったけど胃カメラは個人的には大腸カメラより大丈夫だった。







7日目退院。











体重は入院前よりも2〜3キロ減ってました。

やった!!








入院生活は個室だったし、

一人の時間を持て余すほど自由で。










携帯見たり本読んだり、タブレットで本やYouTubeみたり。



普段の生活とは大違い。





家族には申し訳ないが

なんかすごく快適でした。








こんなのもたまーにはね流れ星