欧州3大リーグ降格争い結末予想③~イングランド・プレミアリーグ~
最後にイングランドプレミアリーグの降格争いの模様を見てみたい。
【イングランド・プレミアリーグ】 ※下位3チームが降格
⑯ボルトン(36)
⑰フルハム(33)
⑱レディング(33)↓
⑲バーミンガム(32)↓
⑳ダービー(11)↓降格決定
最下位ダービーの降格はすでに決まっている。残り1試合で可能性があるのは19位バーミンガム、18位レディング、17位フルハム、16位ボルトンの4チームだ。この中のボルトンは他の3チームと得失点差が離れているので、大敗しない限りは残留がほぼ決定的。残り3チームで条件的に厳しいのはズバリフルハムといえる。
それではどの点が条件的に差があるのか。それは19位バーミンガムは最終戦をホームで出来ること。サポーターの後押しは、集中力を試合最後まで持続させる作用がある。相手も中堅クラブのブラックバーンということで、萎縮せずに臨むことが出来るだろう。
18位レディングの最終戦はアウェー戦だが、その相手は最下位のダービー。勝ち点11でモチベーションも低い断トツ最下位相手なので、気持ちの面でも優位に立てる。思い通りの展開に持っていける可能性が高いので、勝ち点3を獲得できると思われる。
17位フルハム。アウェー戦でしかも8位ポーツマスとの一戦。ポーツマスはUEFA杯出場権は逃したが、この一戦で勝てば6位になる可能性も残されているので、モチベーションも高い状態で維持できている。19位バーミンガムが敗れるとその時点でフルハムの残留は決まるが、先程述べた条件面の優位さからフルハムの降格は現実のものとなっている。
ダービーは決定。フルハムは濃厚。あと1席はバーミンガムが勝ち点が‘1’少ないことに泣きそうだ。
欧州3大リーグ降格争い結末予想②~スペイン・リーガエスパニョーラ~
次にスペイン・リーガエスパニョーラ。
【スペイン・リーガエスパニョーラ】 ※下位3チームが降格
⑨デポルティボ(49)
⑩エスパニョール(48)
⑪ビルバオ(46)
⑫ベティス(45)
⑬バレンシア(42)
⑭バジャドリード(42)
⑮ヘタフェ(42)
⑯サラゴサ(41)
⑰レクレアティボ(40)
⑱オサスナ(40)↓
⑲ムルシア(30)↓降格決定
⑳レバンテ(26)↓降格決定
残り3試合だが、すでに最下位レバンテと19位ムルシアは降格が決まっている。9位デポルティボと10位エスパニョールは残り3試合で1回でも引き分ければ残留濃厚なので、残り1つの枠を巡って11位ビルバオ以下8チームが熾烈な降格争いを繰り広げそうだ。
勝ち点6の差で対戦相手も様々なので、他のチームとの差が出てくるのはチームが潜在的に備えているタレント力となる。オサスナはFWパンディアーニとFWポルティージョ、サラゴサはDFアジャラ、FWR・オリベイラ、FWミリートなどタレント揃い。低迷が続くバレンシアは元々選手たちの能力が高いため、チームの士気が高まればこの争いをするチームではない。勝ち点45のベティスは1回でも勝てれば残留に大きく近づく。
よって残り1枠の争いは、レクレアティボとバジャドリードが絡んできそうだ。レクレアティボはFWシナマ・ポンゴーユ、バジャドリードはFWジョレンテという両チームのエースの活躍が重要になってくるだろう。
欧州3大リーグ降格争い結末予想①~イタリアセリエA~
欧州3大リーグ(イタリアセリエA・スペインリーガエスパニョーラ・イングランドプレミアリーグ)は大詰めに差しかかっており、下部リーグへ‘転落する’降格争いも熾烈を極めている。
今シーズンの残り試合はイタリア2、スペイン3、イングランド1試合ともう瀬戸際で、天国と地獄の展開が見られるだろう。順に状況を見ていきたい。
【イタリアセリエA】 ※下位3チームがセリエB降格へ
⑬ラツィオ(40)
⑭カリアリ(38)
⑮トリノ(37)
⑯レッジーナ(36)
⑰カターニャ(35)
⑱パルマ(34)↓
⑲エンポリ(33)↓
⑳リボルノ(30)↓
降格する可能性があるチームは13位ラツィオまでの8チーム。12位シエナは勝ち点42なのでパルマが連勝しても届かず残留決定。最下位リボルノは19位エンポリが勝利してしまうと降格決定なので厳しい状況といえるが、最終節ではその2チームの直接対決が行われるため、次節のエンポリの結果が非常に気になるところだろう。
18位パルマは次節、チャンピオンズリーグ出場権がかかっているフィオレンティーナ、最終節で首位インテルとの試合が残っているので相手も必死に挑んでくる。森本が所属している17位カターニャは勢いが急失速している。対戦相手もユベントス&ローマと強豪揃い。16位レッジーナは次節エンポリと対戦するので、ここで勝利できればとても楽になる。
…ということは、実質降格の可能性はリボルノ・エンポリ・パルマ・カターニャの4チームにありそうだ。カターニャは勝ち点1上回っている優位を活かせるか、FW森本がチームの救世主になれるか注目だろう。
