2022年、新年も、もう7日、早いですね。
一昨日、新年早々、薬(抗不安薬&眠剤)がきれるので、メンクリ行きました。
いつも混んでいるのに、年明け早々の為か、私が1番乗り、帰るまでにあと一人来院しただけ。
そこのメンタルクリニックには開院直後から、多分、もう30年以上、お世話になっている先生です。
前回受診時に、私が先生に渡した、新潟大学耳鼻科の堀井先生の書かれた、PPPDの解説書、
A4で8枚位のものですが、ちゃんと読んでくれていて、先生自身PPPDの概念を知らなかったので
勉強になったと、喜んでいました。
さて、私の毎日途切れることなく、だらだら、続く、クラクラフワフワ眩暈は、精神科の先生としては
不安障害の症状とは違うとのことでした。パニック症や不安障害の眩暈は、途切れることなく続くことは
なくて、発作的、一時的に来て、その後消退するような、めまいを時々繰り返す感じだそうです。
そして、私がかかっている大学病院の眩暈センターのドクターが、私にSSRIはうちでは出さないと
言われたことは、正しい判断だと言ってました。それは、どういう事かというと、SSRIは不安障害や
鬱に対しては効果あるが、その他の脳や内耳等の器質的疾患には効果はないはずだとの見解です。
眩暈センターのドクターからはPPPDなら精神科だよ!と当初から言われています。それが、そこの
大学病院の眩暈センターのスタンスのようです。
そして、私の場合、今のところ、あくまで内耳の前庭障害ということで、指導を受けていますから。
自分でPPPDと推測するなら、別のめまい専門医を訪ねるしか,ないようです。
そして、PPPDという複雑な機能性疾患に移行した時に、不安症・恐怖症・抑うつ等との
合併によるものがあり、その場合に、精神疾患の部分に対してはSSRIが奏功する、ということに
なるのかもしれません(メンクリの先生の話を総合的にまとめると)
あとは、私の推測ですが、PPPDの成立原因の大きさによって、精神的傾向が強ければ
SSRIが奏功しやすいし、器質的疾患の傾向が強ければ、あまり効果が期待できない?
さらに、器質的疾患(前庭障害やメニエールなど)が併存するタイプのPPPDについては
精神疾患が寄与する眩暈は軽減しても、初発の器質的疾患が完治していなければ、
その眩暈は、時々出現しては、患者を悩ませる、そういう事なのでは無いかと思います。
私は、当面どうすべきか?PPPDとの疑いを持っているのなら、①別のめまい専門医を探す。
②メンクリの先生にお願いして、SSRIを処方してもらう(めまいセンターのドクターの指示に
背くことになる)③現状維持で、水摂取・一般的眩暈薬・栄養療法・前庭リハビリ・民間療法をコツコツ続けていく。
悩ましいところで、迷いがあります、しかし当面は、③の現状維持で出来る事をやっていきます。
メンタルクリニック診察からの、自分の考察でした。それではまた!!!