本当に行ってしまうの
風にそよぐ君の髪
何故か輝いて眩しい
長い呼吸が聞こえた気がする
そこから途切れた君のリズム
僕の声がこぼれて 散らばって
君の居るところにはもう
届かないの
もしかしたら 繋がっていて
この紐をたぐれば 側でまた君に
考えてまた息を吐いた
口にすると苦しいよ
だって側に居たから
ながくながく 声が聞こえるはずだった
傷が擦れても
君の傷と僕の傷が重なって
お互いに痛くてもがいても
ひとりでは無いから戦えるの
離れなくちゃいけない理由なんてなかった
過去に恨みも持ってないよ
なのに君を傷つける奴は
一体何処にいるの
晴れた日には嫌でも清々しい気持ちになるから
何も出来なくても少し可愛くなった自分を想像して
君を責める人なんてどこにも居ない
子供は毎日成長しているし
今日も誰かが熱で休む
我慢して闘ってるよあなたは
十分流してるよ闘いの涙を
その指の一本も君のしたいこととは裏腹に忙しく働いたよ
あなたの心が幸せに包まれて
輝くことが出来ないと
僕も前に進めないの
どこに行くか言ってから出かけてよ
どんな一日だったか聞きたいよ
黙っていても分かるようになりたいよ
壊してしまったのなら少し文句は言うけど 大丈夫
嫌いになんてならないからさ
静かに揺れてた炎が
君の周りを取り囲んで激しくなる
傍を離れてはいけないと
君が辛いのは見ていたくないと
燃える炎をなだめた
一人にはさせないと決めてるんだよ
その炎を消してあげるよ
息が続かないよ
僕だって苦しいよ
仕方なくなんてないよ
晴れた日にはピクニックしようよ
傷は一人では癒せないよ
君の思い出に僕がいるでしょ
これからも傍に居させて
君が居なくなって
僕の思い出もひとりぼっちになったよ
話は続けられないね
寂しくなるよ僕も一人になったから
君の傷はとても痛かったんだね
僕はこの傷を癒せるかな
恋しいよ 語りきれないよ 変わりは居ないんだよ
僕を呼んでよ