不思議な通勤災害 | 国家資格3(社労士、行政書士、社会福祉士)つをもて余している私の社会保障・労働問題考察

国家資格3(社労士、行政書士、社会福祉士)つをもて余している私の社会保障・労働問題考察

3つの国家試験合格者(登録をしていない)が語る社会保険や社会保障に関する考察,労働問題に加え、日々思うことを適当に語ります

 どうもこんにちは。今日は大晦日ですが、ふと先日に友人と飲んでいた中で、勤める会社の変な所を話している際に、私はタイトルついて話ました。

 私の勤め先は、サービス業なので労災自体発生する率は低いはずなのですが、現在配属されている事業場では毎月1件は発生しています。これだけみると、余程のブラック企業なのか、はたまた危険な作業でもあるのかと思われますが、その労災の内容は、たいていが駆込み乗車をしようとして電車のドアに挟まれた、ホームで転んだ、最寄り駅からダッシュをしている最中に転んだ等、通勤災害であることに間違いはないのですが、あまり他の会社では耳にしない内容です。また、短時間労働者には高齢者が少なくないので、何もないとこで転倒した、ダンボールや箱につまずいた等の事故も多いです。

 労災と聞くと比較的な大きな怪我か、何らかの精神的疾患が思い浮かばれるでしょうし、友人の会社では、軽微な(上記に当たるような)怪我では労災は申請しないという暗黙の了解があるそうですし、いわゆるパートやアルバイトだとその雇用形態からより申請しにくい雰囲気があるのだとか。

 確かに、私の勤め先の様に軽微な怪我を申請する会社は少数派であり、会社に拒否されることも少なくないでしょう。しかし、法令上怪我の程度は一切関係ないので、業務上なり通勤途上であれば申請する(不支給になる可能性はあります)ことに問題はなく、むしろ拒否するのは「労災隠し」となります。

 みなさんのお勤め先はどうでしょうか?会社の中で怪我の程度により労災となるか等の取決めはありますか?