土地家屋調査士法人ユタカ登記測量事務所(公式)

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Land and House Investigator,Yutaka Takanashi 's Office,Since 2011.2.1

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今度は岩手県の大槌町にて大規模な山火事が起きています。

ちょうど1年前には大船渡市で戦後最悪規模の山火事が起きて、1人が犠牲になったばかり。

 

岩手県の沿岸地域は、東日本大震災における津波の被害が記憶に新しい事と思います。

そして最近も津波警報が発令されたりして、被災地域の人達は一体どうしたら…というところかと思います。

沈静化する事を祈ります。

 

 

さて、岩手県の沿岸地域における大規模な山火事というのは、実は去年の大船渡が初めてというのではないんです。

私の記憶にあるのは、小学校3年生の時…1983年のちょうど今ぐらいの時期~ゴールデンウィークぐらいの時期です。

 

この時は、強い低気圧が通過したのでした。台風というのも低気圧の一種ではあるのですけど、季節に関係なく、台風よりも恐ろしい低気圧なんていくらでもあります。

この強い低気圧の通過に伴い、フェーン現象が各地で起き、気温が上がって空気が乾燥したわけですね。記録によれば、福島県福島市で最小湿度8%を記録したというのですから、いかに乾燥していたか、おわかり頂けるでしょう。

 

フェーン現象により大規模火災が起きた例というのも、富山県魚津市、鳥取県鳥取市、秋田県大館市、新潟県新潟市、北海道岩内町という例があり、近年でも新潟県糸魚川市や大分市の例があります。1983年も、全国各地で山火事が相次ぎました。

特に被害が大きかったのが岩手県久慈市で、強風に煽られて火のついた鳥の巣が住宅地に向けて飛んでいくという恐ろしい光景だったという話も。それで沿岸部の漁村に延焼したようです。

 

 

ところで、気象台が出すものではなく、地域の消防が出すものとして「火災警報」というものがあります。

湿度が一定以下になり、かつ一定以上の強さの風が吹き続けると予測された場合に発令され、これが発令されると火気の使用が制限されます。当時の久慈市でも出されていたようです。

 

「火災警報」は消防が出すものではあるのですけど、気象台も「乾燥注意報」の「警報」版を作るなりして、火災の予防につなげれば良いのにと思います。こういうの、もっと活用できないものなのかと思います。