今日、昼ご飯を食べ終わろうとしていた時に、突然、携帯電話が鳴りました。
昼に誰だろうと思って出てみたら、この度、絵を贈った南相馬市で約80年の歴史がある老舗のお菓子屋「亀屋」の奥様からでした。日帰りで800㎞はある距離を、運転手とご主人と3人で、秋田に個展を観に来てくれたとのこと。
僕の仕事に差し障りがあると大変とのことで、連絡なしでこっそりいらしたそうですが、帰りにお電話をいただき、お心遣いに感謝。。感謝です。。。
夜に早速、電話したら「南相馬市は、今は6万人の人口の半分以下。住民が、それぞれインターネットとかで放射線量を測定する機器を購入し、毎日、家で測定している。日々、日常的に交わす“困ったね~”という言葉に精神的にうんざり。まずは福島県から出て、外の空気を吸わないといけないと思い、秋田に来たけど、個展を観て、心がとても癒されたほか、南相馬市にいては感じられない、プラス思考のエネルギーを頂いて、明日からまた頑張ろうという気持ちになり、とても励まされた。本当に来てよかった。帰りは、海の見えるところで、日本海の美味しいお刺身や、海の幸に舌鼓を打って、心から満喫できて、久々に心の潤いを感じた」とのこと。
これからは、平日は南相馬市で、休日は宮城県名取市での二重生活を強いられるので、落ち着かない日々が続くとか。
微力ながら、今後も温かく見守り、支えていきたいと思ったところです。
偶然にも、夕方に、先日個展をご覧頂いたS氏からメールを頂戴しました。とても興味深い内容なので、数回に分けてブログに書こうと思います。