檜山豊のブログ

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皆様クリスマスをいかがお過ごしですか?

 

檜山はチーム・ギンクラ第11回本公演「カストロ映画観とセント・ニコラウスの謎」が終わってから今日まで比較的忙しく

今日やっとゆっくりしております。

ゆっくりと言っても寝違えたせいで、首の痛みが気になり、あまりゆっくり過ごせてはいませんが。

 

なので空いたこのタイミングで、本公演無事に終わりました的な、ご来場ありがとうございました的なブログを書こうと思っていたのですが

気になったことがあったので、お礼の文章はそっちのけで、その気になったことを書こうと思います。

 

チーム・ギンクラの公演に来場してくれた人はわかっていると思いますが、うちの劇団は他の劇団のように感想を書くようなアンケートはありません。

昔はあったのですが、ある時から無くしました。何故かと言うと

 

『感想に左右されてしまうから』

 

檜山は基本的に意見に左右されてしまうので、アンケートがあった時代は感想を読む度に

 

「そっか~そう見えちゃうんだ~」とか

「なるほどね~。あの演出は違うんだ~」とか

「あの笑いはあの部分では邪魔になっちゃうんだ~」とか

 

など、ネガティブになり、そういうマイナスな所だけ目に入ってしまい自分の書きたい芝居が出来なくなってしまうので、ある時期から感想を書く部分を無くし、見てみたい設定は?とかにしたんだけど、どうしても感想を書かれてしまうので、アンケート自体をやめました。

 

まあやめた理由にはどうでもいいダメ出しが書いてあってむかつくっていうのもあるんだけど。

特に多いのが、同じような職業をしていて、そいつの中の常識を押し付けてくるパターンね。

 

<どうでもいいダメ出し例>

「暗転中に移動が気になった」(暗転中は見なくて良い部分なんだから、目をつぶって耳をふさいどけ)

「空調が寒すぎた」(夏だったらそういう可能性もあるんだから、寒がりだったら上着もってこい。上着持って来たほうがいいですよって書かれ

            ないとわからないくらいバカなのかな?)

「もっと劇団○○みたいな笑いのとり方が良い」(じゃあ来なくて良いから。劇団○○見てれば良いから)

 

などなど。

失礼、話が脱線してしまいました。

 

何が言いたいかというと、SNSでもほとんど感想などは見ないようにしているということ。

(たまに褒められたくて、良いこと書いてある感想は見たりするけど)

 

今回もいつものように、なるべく感想は見ないようにしていたんだけど、ふと目に入った文章で気になった文章が。

どういうことが書いてあったかを簡単に言うと

「DMでお誘いを早くくれた人でチケットを予約します。皆さんどしどしお誘いください」

みたいな事。

この人は悪気はなく、皆のことが好きになったから、誰から取るか悩むがゆえに早い者勝ち的な文章だった。

 

だったら最初にその舞台を見るきっかけになった人で取れや。

 

これは前に違う記事にも書いたが、ファンというか応援する側とされる側の認識の違いというか。

 

前に書いた記事はコチラ→ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン的なブログ

 

とにかく「早い者勝ち」というのは、自分を取り合って欲しいということを表している。

さらに言えばその魂胆がバレているということを自覚しているのだろうか。

 

10代とか20代前半の世間知らずの女子アイドルならまだしも、まあまあの年齢を重ねた、しかも男がこういうこと言うから気持ちが悪い。

 

「役者みんなで僕を取り合って~♪」

 

.イヤ、いらないし。

 

たまにそういう魂胆にまんまとひっかかり、いち早くお誘いをしてしまうプライドが無い役者がいるから、こういう輩が後を絶たないのだ。

 

だいたい本当に皆が好きになったとして、その好きな人たちがチケットをめぐって争う様を見たいのだろうか?

好きな人が争う姿と、好きな人が穏やかにしている姿のどちらが見たい?

普通に考えれば後者だよね?

 

自分がチヤホヤされたい衝動に巻き込まないで頂きたい。

 

他の劇団さんの趣旨はわからないので、皆が皆というわけではないが、チーム・ギンクラにとっては、そういうファンの方は教えてあげないといけないと思うし、それでも争って欲しいなら、来なくていいと思う。

 

わがままな意見かもしれないが、役者がギクシャクせずに気持ちよく演技や集客をしていく為には、小劇場界に蔓延する悪しき風習は消し去らなければいけない。

すごく些少な事だが、ちりも積もれば山と成る!

こういうところから変化させていこうと思う今日この頃。

 

皆様、檜山はいささか面倒ですが、愛すべき面倒なので、見捨てずにギンクラともども応援よろしくお願い致します。

 

メリークリスマスゥゥゥゥゥ!

檜山 豊

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