俺は昔、ハンドボール部で活動していて、大してうまくないし、足を引っ張ることのほうが多いやつでした。
それでも部活が楽しくて、みんなに励まされ、みんなとひとつの競技をすることがとても達成感を感じるものでした。
時にはつらくて苦しくてやめたいと思ったときもありましたし、何度やめようと思ったか。。。
でもその気持ちはみんな同じでした。
みんなでサボって怒られたり、練習を軽くしたり。。。
中三のとき、ある中学と練習試合をして、相手の選手とぶつかり、膝を強打し、2日間歩くのが困難で、整形外科に行きました。
そのときは、ただの炎症だろうと、サポータをもらって帰りました。
サポーターがあれば幾分つらくもなく、日常的に歩く程度なら問題ありませんでしたが、練習中に膝を思いっきり動かそうとすると痛みが次の日まで残り、不安に思って週一回のペースで整形外科に行きました。
それでも外科医の先生はシップをくれるだけで、終わり。
高1の夏合宿も思う存分動けず、悲しい夏になりました。
OBからも、「お前は運動のしなさすぎで何回も怪我をするんだ」とぜんぜん違うことを言われ傷つきました。
毎日6km走ったりしてたのをやめた瞬間言われ、あのOBがいなかったら、と何回も思いました。
(膝以外に骨折を2回しています)
学校の担任兼顧問は、二ヶ月間の休部を僕に言い渡しました。
夏休みには学校の階段を上り下りすることが出来なくなり、担任にエレベーターを使うことが許されるほど自分でも事態の深刻さに気づきました。
ちょうどそのとき、クラスの文化祭の代表者で、部活は休んでいたのですが、ソレは口実に過ぎず、本当の理由は、部活に出ることでまた何ヶ月も休むのが嫌だったからです。しかし、運動をしなくなると、足の痛みも消え、退屈になりました。でもここで部活に行ったらこれまでの繰り返し。。。
ハンドボール部はとても仲がよく、心配してくれました。
「少しだけでもきなよ」
僕は数回だけ、部活に参加しました。
久しぶりに自分のシュートが決まって、思ったことはひとつ。
「嬉しい」ではなく「文化祭の試合を俺の引退試合にしよう」
文化祭当日、試合に出させてもらえました。
それから、担任に「やめたい」というと、「けんかでもしたのか?良いやつらなんだから、よく考えなさい。まだ足は無理そう?もう一回整形外科行ってみな」と。
自分の思いも言えず、何も変わらないと思いながらも整形外科へ。。。
案の定何も言われませんでした。
お母さんに、足がまだ痛むことを言うと、幼馴染がスポーツ専門の接骨院に通っているらしいからあなたも言ってみれば、と。
そして、言われたのが、「半月板が損傷している可能性がある。」
半月板というのは膝やひじなどにある、軟骨よりもやわらかい、液状組織です。
軟骨でさえうっすらとしか見えないレントゲンでは、半月板を見るなんて論外です。
担任は、「MRIをとってもらいな」といい、そのとおりにすることにしました。
ですが、親にも友達にも言えず、まだMRIは撮れていません。
体育も入念にストレッチをして、終わったら自分でアイシングをしています。
マラソン大会も10kmノンストップで走ったにもかかわらず約700人中440位。。。
痛むのが怖くて存分に走れません。
夏休みから今までで、仲間の大切さを知ったと同時に、自分がしていることの失礼さ、情けなさに逃げたくなります。
だから、すべて打ち明けようと思ってこれを書きました。
これまで僕は練習、走ること、それから僕のことを心配して、とても思ってくれている仲間から逃げていました。
顔も見たくないと思ったこともありますし、ハンドボール部に入ったことも間違いだったと思ったこともあります。
でも僕は今でも部活をやめたいと思っている愚かなやつです。
MRIをとって、半月板を損傷していたら、嫌でもやめなければいけませんが、損傷していなかったらOBがいない部活に戻りたい。。。
ずっといなかったからいやな目でみられるのも怖いし、なんしろ自分の気持ちが弱いのを思い知らされるのが嫌だ。。。
助けてほしい。。。
OBがいないなんて無理、嫌な目で見られないなんて無理、めげないなんて無理。。。
今まで迷惑をかけたチームメイト、先生、ごめんなさい。
本当にありがとうございました。
