THE YUTA SKATE JOURNAL

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情熱をぶつけるところ

先週末から今日までの数日間、日光霧降スケートセンターに子供達の様子を観に行って来た。





子供たちの成長ぶりと、目を輝かせながら一生懸命練習する姿を観るのはとても楽しい。

例えば、

先日のスケート教室をきっかけに、新しく3人の子がスピードスケートを始めてくれました。

彼らはスケートを初めてわずか3ヶ月で、既に学校のクラス内で一番速く滑れるようになりました。


彼らが一生懸命滑る姿を観て、スケート教室をお手伝いさせていただいて本当に良かったなって思うし、
自分自身も日光スケーティングクラブとして地元で活動して良かったと感じます。


これまで真剣にスポーツに触れることがなかった子供達が、今はこんなにスケートに情熱を持つ事が出来ている。

スケート教室がなければ、彼らはこんなに熱く燃える事を見つけることもなく、それまでと同じ毎日を過ごしていたのかも知れない。

もしかしたら、このままスポーツの楽しみや悔しさ、そして感動を知る事なく大人になってしまっていたかも知れないのに、スケート教室という機会によって、彼らは現在スポーツを純粋に楽しんでいる。
私がスケート場に来る事を楽しみにしていてくれる。

私のアドバイスを一言一句漏らすまいと、真剣な顔と熱いまなざしを向ける彼らを見て、思わずニヤリとしてしまう。

お金にはならないが、これには大きな意義を感じられずにはいられませんでした。


今は物理的になかなか子供達に会いに行く事は出来ないけれど、彼らに会いに行くのはとてもワクワクするし、楽しみである。
そして何より彼らが日々成長をする姿を観察出来ることはとても嬉しい。



子供達同様に、現役の学生達にも情熱の燃やすチャンスを作れないものだろうか。

現在、大学でスポーツを学び、将来のスポーツをどうにかしたくてウズウズしている学生が沢山いる。そして、競技者の中にも将来スポーツ界に貢献したいと願う者も少なくない。

彼らは彼らの情熱をぶつける場所が見つけられずウズウズしている。

オリンピックを観て自分もこの世界で何かしたいと猛烈に興奮している学生もいるだろう。

しかし、そんな彼らも大学を卒業すれば、そこで費やした時間と学費、学んだ知識や経験を活かす場所が見つからず一般企業に行ってしまう。(悪い事ではない。)
夢や情熱を押し殺し、スポーツと無縁の世界に行ってしまう。
夢や熱い情熱を持つ事が御法度であるかのように、誰もスポーツを語らなくなって、いつしかその夢や情熱は、若かれしころの遠い思い出へと変わってしまう。

若い時に抱いた夢や情熱は決して忘れては行けない。
人生における目標と課題は大抵が若いころに抱いた夢と情熱から生まれるから。

スポーツの現場で活躍したいと願う彼らが活躍出来る場所、才能や情熱をぶつける事が出来る世界がこの日本にもあれば良い。

そして、今スポーツに夢中になっている子供達が、スポーツを通して、世界を知り、可能性を広げ、将来その経験を活かせるそのきっかけを作って上げたい。

それはビジネスであるのかスポーツ医科学領域の先端か、もしくは両方か。それはどちらでも構わない。

スポーツというフィールドで雇用を広げ、若いエネルギーが全力で戦える分野が少しでも増えれば素晴らしい。

今ソチオリンピックの真っ最中だし、6年後には東京にもオリンピックがやってくる。

正直、自分自信が東京オリンピックのその現場にいれるかどうかなんてどうでも良い。

ただ、スポーツ界活躍したいという仲間達、後輩達、そして私よりもっと賢い学生達が、現場で多いに活躍出来るよう、これからのスポーツ界の発展に貢献出来たら良いな。

と、思うこの数日間でした。

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