本編(?)で書ききれなかったことをつらつらと。

https://www.wantedly.com/companies/techfund/post_articles/127305

本編:いま、ブロックチェーンスタートアップで働くということ(WANTEDLY)

 

さて、TECHFUNDのビジョンは設立当初から一貫して

起業家をメジャーな職業にする」ことですが、

最近世の中的には起業というとブロックチェーン系か、

少なくとも調達の選択肢としてICO/STOというのが当たり前になってきました。

 

そんなスタートアップたちを支援するためにBaaSを始めた僕たち自身も、

ブロックチェーンスタートアップと呼ばれることも多くなりました。

 

ここ2-3年で一気に盛り上がって来ているブロックチェーン業界。

基盤となっているプロトコルの中でも、EthereumやNEO、Liskなどは

素晴らしい技術の結晶であり、web3.0やらなんやらと言われています。

どうでもいいけどweb3.0とか4.0とかこれまでもたくさんあったから今15.0ぐらいな気がするよね。

 

スタートアップのICO調達額は株式での調達額を超え、今年はtotal1兆円を超えるまでになりました。というか今見たら2兆円行ってますね。笑

一昨年→昨年で5倍増でしたが、昨年→今年も既に3倍増しています。

 

こういう一気に盛り上がる業界は、当時よく一緒に仕事をした仲間が

いま有名人になっていて会えない人になったりするのが恒例です。

 

Ethereum創設者Vitalik氏はその代表格。左はうちのスーパーエンジニアJaguar。元四足歩行ということでいえばこちらも希少種。

 

自分はというと、まだまだです。

ただこれからグローバルなチャレンジをしていくにあたって

物理的にこれまでの友人・知人たちとは疎遠になってしまうのかなと。

会いに行ける今だからこそ、最近いろんな人に会いに行ってます。

週末ヒロイン、今会える経営者として名を馳せてやりたいと思います(違

 

実際のところ、来月には海外拠点の設立も控えています。

複数国を検討しつつですが現在シンガポールでの支社設立を進めていまして、

来月以降はイベント出展や講演で海外出張も一気に増えそうです。

 

私も含めですがまだ英語力に不安があるメンバーもいるので、

(結局は現地に行かないと英語力は上がらないと思いますが最善策として)

英語のコーチングスクール費用を会社負担して通っていたりします。

 

この規模のスタートアップとしては海外は早すぎますが、

ブロックチェーンが盛り上がっている海外勢に勝つためには

今海外に出る他ありません。特に国によって規制も違えば、

ブロックチェーンエンジニア・スタートアップの数も圧倒的に違うため、

業界的な特徴と言えます。

 

TECHFUNDシンガポールオフィス

 

ちなみにマン島やマルタやバーレーンなど、

色々怪しい国(失礼)での設立も悩んだのですが、

将来的には日本でもICO/STOのサービスを展開したい*と考えているため、

規制が整っていて現実解になりうる国として私たちはシンガポールを選択しました。
*日本も規制は整っているのですが、業法申請後取得まで数年待ちになるという状況です(僕らも業法申請中)
 

マン島の国旗。足が三本生えてるみたい(本当に失礼)ですが、三脚巴=太陽を象徴する立派な紋章。

 

拠点は作るものの、これから必要となるマーケティングは

海外の様々な場所に点在する個人投資家たちが相手です。

そのため、世界を飛び回りながら投資家とリレーションを取っていくような

活動がメインになっていきます。

 

海外展開というとキラキラしてる感じに聞こえるかもしれませんが、

実際のところは誰も経験をしたことがない未踏領域で、

正解が無いなか自分たちで苦しみながら答えを創り出すという作業の繰り返し。

ユーザーも目の前にいる訳でもなければ文化も違うという、弱くてニューゲーム状態です。

 

技術的にも黎明期なだけあって、アップデートによって

「昨日動いたコードが今日動かない!?!」なんてことも。

これは、エンジニアからしてみれば逆にうれしい悲鳴で(いやこれ自体はただの悲鳴だけど)、

出来上がってない技術を自分で作る喜びを味わいつつ自社サービスが作れるわけです。

 

普通にサービス開発しようと思うと、人気が無い技術か人気だけど枯れた技術ばっかりで

ある程度技術選定すればあとはサービス開発だけ、ということがほとんどです。

ですが、ブロックチェーン業界は"枯れた技術が存在しない"ので、

自分たちで創っていくことができる。これほど楽しいことはありません。めっちゃ難しいですけどね。

 

ようやく国内でもブロックチェーンエンジニアが増えて来ていますし、

どこも採用は「全職種、積極採用」状態。

 

TECHFUNDも国内はBaaS開発拠点として拡大させていきます。

そして松濤のオフィスが流石にもうキャパ的にアウトだったので、最近移転もしました。

 

前オフィスでの全体MTGの様子。すし詰め状態になっていました。

 

松濤には創業時から4年居たこともあり、解約時は感慨深かったです。

創業当初は特に大家さんにはお世話になりっぱなしで、

騒ぎすぎたために危うくK察さんにお世話になるところだったなぁ(コンプラアウト)

 

TechCrunchのリリース写真は実は松濤オフィス斜め向かいにあった三木谷さん家の壁の前。笑
 

新しいオフィスは表参道ヒルズの真裏にある、

おしゃんな建物です。

 

AURA表参道。みなさんぜひ遊びに来てくださいね。

 

内見ツアー中、いい物件が全然なくて、

道端で「この建物のような外観は100点っす」と

直感で言った建物に結果的に入居決定という奇跡。

実は時期的な問題も相まって物件がなさすぎて、

ここに決めるまでに4ヶ月もかかりました。

 

新オフィスの目の前に「松山バレエ団」の広告があるという奇跡ww バレエ団始めました卍

 

新オフィスの写真、みんなの働いている様子は

また後日UPする予定ですのでお楽しみに。

むしろいつでも遊びに来てください。

 

まだ完成する前のホワイトボードに落書き。こういうことができるのも今だけですね。

 

キャットストリートのそばにはICOプラットフォームのZillaが入ってますし、

明治神宮駅前にはWeWork Icebergもできました。

渋谷〜表参道エリアはブロックチェーンスタートアップで盛り上がりそうな熱気を感じます。

ZillaのCEOアバサとは、このエリアを

「ブロックチェーンスタートアップが集まる"Crypto Block"にしようよ」なんて話もしてます。


オフィスからWeWork Icebergまで歩いて5分。

いまブロックチェーン業界にいる人たちは、

バックグラウンドも様々です。

人工知能をやっていたとかVRをやっていたとか

元金融業者や元証券マンや、

物理学者とか弁護士とか。

これも黎明期だからこそでしょうね。

 

うちのBaaSの開発の周りでいえば

Ethereumのハッカソンで世界一位経験者や

NEMでオープンアポスティーユを作ってるエンジニア、

Liskのドイツヘッドクォーターでエンジニアしてる人etcが

協力してくれていたりします。

 

様々な業界から、非常に優秀でユニークな人材が集まって来ています

停滞している業界であればどんなに優秀な人材が努力しても

ポジション自体が増えて行かないため、社内での余計な覇権争いなどに巻き込まれ

成長が鈍化します。伸びてる業界で戦えば、その逆で人としての成長も早くなります。

 

黎明期の業界ゆえに全体的に若い会社・若い人材が多いですし、

うちは年数で言えば4年目ですがまだ正社員10名未満で

SOも発行できる(ピザを分けあえる)スタートアップです。

当然ですが、業界全体的に給与水準も高いです。

 

ブロックチェーンの開発が未経験でも、

いまこの業界に飛び込めば、一気にトッププレイヤーを目指せます。

早ければ早いほど良い。
○ケハヤさん的に言うならば、まだブロックチェーン始めてないの?な状態。

 

朝まで悩んでないで、今!行動あるのみ。写真はうちのCOOです。笑

 

伸びている市場・業界で、

海外展開を視野に入れたサービスを、

優秀な仲間たちとともに、

作りませんか!

 

一緒に世界を変えましょう。

 

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