昔、新宿で働いていたときに、転職するなら何がいいかよく考えていた。
管理職というのは、責任はあっても退屈な仕事なので、能動性に欠けるところがある。
「花屋か探偵になりたい」と言っていたことを思い出す。
花屋は、荒んだ世の中で安らげるような気がしていた。
探偵は、他人の秘密を調査して、ときには面と向かって罵声を浴びせかけ、依頼者から報酬が貰える素敵な仕事だ。
そんなこんなで、探偵小説を書き始め、一話目の短編のクライマックスは書き終わったから、肉付け作業。
フィクションというのは、なれなかった自分になれる(書く側も読む側も)ので、素敵だと思う。
