第16節名古屋戦
12月11日(日)にパロマ瑞穂アリーナで行われたAWAY名古屋戦は2−6で敗戦しました。
またしても名古屋の壁を越えることが出来ませんでした。
7月にホームで名古屋に負けてから5カ月、この日に名古屋を倒す為に準備をしてきました。
準備してきたものを出せた時間帯もありましたが、1試合を通して、すべての局面において名古屋を上回ることは出来なかったです。
まだ、自分達の力の足りなさを痛感した試合でした。
立ち上がりの2失点を含め、前半だけで0−4までリードを広げられたことでゲームプランは変更を余儀なくされました。
その責任は監督である、私にあります。
首位攻防戦、AWAYゲーム、立ち上がり、緊張や重圧がある中でもっと違ったゲームへの入り方を明確に提示するべきでした。
勝負に「たら・れば」はありませんが、あの立ち上がりの2失点がなければ違った展開になったかなと思うと悔しすぎますし、自分の決断が間違っていたのだと痛感しています。
ただ、0−4になった後、ゲームプランを変更せざる得ない状況でしたが、選手達は下を向くことなく、ゲームに集中して入り、良いパフォーマンスを見せてくれました。
トランジションから1点を返すことがが出来、前半残り3分弱からパワープレーも行い、前半を1−4で折り返しました。
前半にもう1点を取ることが出来たら良かったですが、そんなに思い通りにいかないものです。
後半は頭からのパワープレーはやめましたが、ハーフタイムにGKを上げて名古屋陣地でゲームを進めようと選手達に話した通り、GKを上げて攻撃を仕掛けました。
立ち上がりに2回チャンスがありましたが、得点に結びつかず、逆にパスをカットされてカウンターから失点をしました。
1−5と更にリードを拡げられました。
毎回名古屋と対戦して思うことですが、最後のゴールを奪う局面の技術が高い。もちろんシュートが強い・速いのはあるのですが、タイミングが上手い。シュートコースが良い。シュートの精度が本当に高いと感じています。
そこは間違いなくうちにはないものです。
シュートエリアも広く、アウトサイドからのシュート。ボレーシュート。右足、左足共に素晴らしいシューターが揃っている。
そうなると嫌でもセットプレー時のDFは守るエリアが広くなります。
広くなるとインサイドが空く。
この試合の1失点目のようにアウトサイドを警戒していてインサイドから決められる。
非常に難しいです。過去にはインサイドを締めて、アウトサイドからのシュートやボレーシュートはある程度仕方ないというようなDFをした際にはアウトサイドからとてつもないボレーを叩き込まれたこともあります。
どこからでもゴールを奪える力がある。
そこは非常に相手にとっては脅威になります。
うちにはまだまだそこまでの脅威がありません。
DF面においてももっと激しくマークにつかないと名古屋の攻撃を止める。ボールを奪う。ボールを前進させないことは出来ません。
フィジカル的に体のコンタクトの部分では、まだまだ名古屋に及ばない部分はありますが、アジリティーやスピード、スタミナはだいぶ互角になってきたと感じています。
プレススピードもトランジションの撤退も速くなったなと思います。
確実に一つずつ階段を登るように成長しているのは実感しています。
しかし、それでもまだ名古屋には勝てない。
やるべきことがまだある。
2−6で敗戦したことを受け止め、受け入れて進んで行くしかありません。
また、プレーオフで対戦出来るよう、また準備をして行きます。
その為に今週の試合が大切になります。
次節は
12月17日(土)AWAYすみだでの試合。
16:30キックオフ
vsフウガドールすみだ
墨田区総合体育館
勝ち点3が取れるよう、全力で戦います。
