残念ながら僕の母親は数年後歩けなくなるだろう。

なぜなら、人が健康に生きるために必要な歩くという行為を放棄しているからだ。


買い物に行くのはいつもクルマ。ちょっと用があればクルマ。何でそんなにクルマが好きなのか理解できない。


母親方の祖父も祖母も最後は寝たきりになった。介護という大変さを自分が一番分かっているはずではないか。なぜ、改善しようとしなかったのか?


それとは反対に父親方の祖母はピンピンしている。多少頭のネジは緩んでしまったが自分で徘徊ができるくらいの足腰は備わっている。


それもそのはずで、こっちの祖母は昔から畑仕事や家の掃除など暇があれば歩き回っていたからだ。


体質や病気なども関係あるだろうが、将来的に歩けなくなる大きな原因は運動不足これにつきる。


歩けなくなって1番被害を被るのは誰だろう?間違いなくその子供達だ。病気などならいざ知らず、なぜ自堕落な面倒まで見る必要があるのか。


人は歩かなければ、すごい速さで衰えていく。もう、60歳を迎えたら間に合わないだろう。いかに、若いころに筋肉を蓄えておくかが勝負だと思う。


「もう歳でね」もいい訳に過ぎない。やらないから歳を感じてしまうのだ。それは毎年筋肉が減少しているだけ。


もう、子供が巣立ったらクルマを売ってしまえといいたい。買い物なんて歩きや自転車で行けばいい。荷物が重いだと?そんなものネットで買えばいいじゃないか?通勤?電車で行けばいい。遠出出来ない?県内から出たことねぇじゃねえか?



本当に寝たきりになると悲惨だよ。小学生のときからこんな歳になるまでずっと見てきたから分かるんだよ。


何も激しい運動をしろとか言ってるわけじゃない。ただ歩くだけ。 


周りに迷惑をかけない為にも。そして、何より自分が楽しく老後を過ごすためにも真剣に考える問題だと思うよ。