三重女子旅モニターツアー(子連れ旅行) その1です
今回の旅行、最初に予定していたのが伊勢神宮の参拝。
伊勢神宮は、内宮と外宮があって、本家(内宮)と分家(外宮)の関係によくたとえられるもの。
そして、参拝するときは、外宮→内宮という順序で参拝することになっています。
そんなわけで、習わしに従って、まずは外宮からスタート。
この日、朝6時に家を出て、外宮についたときは8時半でした。そして、外はあいにくの雨。
ですが、朝早く、さらに雨にもかかわらず、すでにぱらぱらと人が。
娘を抱っこひもに収納し、傘を持って、
手水舎で手を清めて、
↓娘も。
外宮は、内宮よりは規模が小さいので、ゆっくり回っても一時間くらいかな?
高い高い木が参道のまわりを取り囲んでいて、森のなかを歩いていくよう。
あいにくの雨・・・と思っていたけど、雨でしっとり濡れた森はきれいで、人が少なく厳かな空気が漂っていて、雨でよかったような気もしました。
清らかってこんな感じですね。
参道では、真ん中は神様の通り道ということで、端のほうを歩くのがよいとされています。
我が家の一歳児を放牧したら速攻で真ん中をかけまわりそうなので、抱っこひもでつれてってよかったかも(笑)
10分弱歩くと、正宮に到着。
写真撮影は、ここまで。
中は撮影できないので、カメラをおさめて、参拝してきました。
外宮の神様は、豊受大御神(とようけのおおみかみ)といって、衣食住の恵みを与えてくださる神様。
そして、衣食住なだけあって、この外宮の神様は内宮のご祭神、天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお食事をつかさどっています。
というわけで、毎日、朝夕の二度、天照大御神にお食事をご用意するお祭りがおこなわれているそう。毎日・・・ですよ(しかも、火をおこすところから)
普段は朝の時間が8時らしいのですが、冬季は9時。
偶然、その様子を少しだけ見ることができました。
日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)というようですよ。
御饌(みけ)っていうのは神様のお食事。
神様の食事をつかさどる外宮にちなんで、ご当地グルメで、御饌丼(みけどん)ってあるのだとか。
次来たときには食べてみたいものです。
見学していたのだけどー、このあたりで、娘が騒ぎ始めたので撤退。
ごきげんで遊んでいました。泣き声はまだしも・・・お祭りの最中に、爆笑はちょっとねぇ
外宮の正宮に対する「別宮」がここにはいくつかあるのですが、雨が降っていることもあって、そちらの参拝は今回はやめておいて、少し早く内宮に向かうことにしました。
さて、外宮に参拝するのは、今回が実ははじめての機会でした。
関西から伊勢ってけっこう行きやすくて(私の住んでいる兵庫県から車で二時間半くらい)、
会社員時代の社員旅行とか、友達との温泉旅行とか、学生時代のサークル旅行とか、何かと訪れる機会はありました。
でも、ほぼ「おかげ横丁でグルメ満喫」がメインイベントになっちゃってて(ばちあたりですね・・・)、
きちんと参拝するのは初めてだったんです。
内宮はいつも人が多いのですが、外宮は静かで、まさに「厳か」という表現がぴったり。
すみずみまで美しく保たれているのに華美なところがなく、自然と背筋が伸びるような場所でした。
そうそう、小さな子連れでの参拝はというと、ベビーカーを乗り入れるのは砂利道で難しいと思うので、子供が小さい場合は抱っこ紐がいいと思います。
では、内宮編につづく