――Pythonの開発環境が整っている前提で書いてきます。――
どうも、とど(todo)です。
今回はデスクトップアプリケーションの本格的な作成に入る前に、その裏側でどんな処理
が行われているのか、処理の種類・書き方を解説していきます。
デスクトップアプリケーションの記事は少し後になります。すみません。
なお、基本的なことは知っとるわ!!という方は読み飛ばしていただいて問題ありません。
まず、変数というものを触りだけ説明します。
変数とは何らかの文字列または数字が格納されているものです。=で変数と数値を結んで
変数を定義します。
例) number = 10
(=と表記されるが、個人的には格納の意味を強調して←と表記したほうがわかりやすい
のではないかと思う。)
これだけだと変数なんて作っても意味ないのではないかと思うかもしれません。
しかし変数のいいところはその名の通り変われることです。
何らかの処理によってある数字が出た。その数字を別の処理に使うという場合に変数を設
定しておくことで、変数が数値を仲介してくれるのです。 固定の数値にしていないおかげ
で、変数は様々な処理で使うことができるようになるのです。
それではいよいよ処理の話に入っていきます。
処理の種類についてですが、これは大きく分けて3つあります。
1) 順次実行 書いたプログラムを上から下に実行していく
2) 条件分岐 指定の条件のもと分岐して、分岐した先の処理を行う
3) 繰り返し 設定した処理を繰り返す
1)に関してはそのままなので2)、3)について書き方を示します。
2)… if 〇〇 == △△ :
処理
elif 〇〇 == △△ :
処理
else :
処理
まずifから書き始めます。その後ろに条件を書き入れ、:で終わらせます。そして下の
行で4マス分右にインデントして処理を書きます。例で示したelifはifの後ろにある条件
に合致しなかった場合に確認される条件です。これもifと同じように書きます。例で示
したelseは何も合致する条件がなかった場合に実行される処理を書きます。elifはifの
下にいくらでも入れることができます。さながら商品を選り分けるベルトコンベアです。
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3)… for 変数 in [リスト] :
処理
まずforと書き、次に繰り返しの際代入される変数を書きます。今回はinの右側にリス
ト(配列)が書いてあるので、リストの中身を順番に取り出して変数に入れて処理をお
こなっていくことになります。因みにこの変数はよくiが使われます。
ここではリストの中身を順番にiに代入し、そのiを表示する処理を繰り返しています。
またリスト以外にもrange()を使うことで指定回数繰り返すことができます。
range()に整数を一つだけ入れると、0から「()に書かれた数字-1」まで、順番に変数
に代入していきます。なお、この変数を使わなくても問題はありません。あとツイッター
やブログのフォローよろしくお願いしますm(_ _)m。
また無限に繰り返すということも可能です。この場合はwhileを使います。
while 条件(例: 変数<=10 ) :
処理
条件が正しい(true)の場合に繰り返し続けます。無限ループに陥らないように注意が
必要です。
ここまで3つの処理を見てきました。基本的にプログラムはこの三つの処理が組み合わさっ
てできています。
しかし同じような処理を毎回記述するのは大変です。そこで処理をまとめるのが「関数(メソ
ッド)」になります。
次回は関数について書いていきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
感想、指摘等ありましたら気軽に書いていただけると幸いです。
それでは、また。