コー・サムイに行ってみようと
バスチケットを購入するに並んでいたが 歌舞伎Tシャツを着た人が前に居たので
見た事有るか聞くと 無いと答えた フランス人だった
歌舞ク
仏蘭西人
跳ブ
こう・さむい
あれは 五月だったか 道路は渋滞
国民の連休かなにか知らないが ピックアップトラックの荷台で 酒盛りが始まって居たりして
みんなどこぞに行くんだなと思いつつ 見て居た
バスの運転手 渋滞に痺れを切らしたか 反対車線の端を走り出す
反対車線だって 二列の渋滞状態 なにやらバスは傾いたまま走るので 少し怖かったな
こんな処で 横転して呉れるなよとは思った
反対車線ヲ
走ル
泰二
奇想有リ
船着き場もひどかったな 眼下に船を見る始末 荷物が有る人は大変だなと思いつつ船に乗る
船で 一人のタイ人が居て話す 美容師なのだそうだが 疲れたから休養するの との答え
ゲイには興味無いが 一人での旅行はゲイと思われても仕方ない処有り
世界の観光地は 基本パートナーと行くものと相場は決まっている訳だ
小さなコテージ まかりなりにもコテージだったな それを借りる
蚊帳が穴だらけで 補修した
散歩に出かけて 珈琲飲んだが スプーンがマグノリアのそれで驚く
フィリピンのアイスクリームメーカーだね よく食べた こんな処でと驚く
まぐのりあ
蛸焼ノ名ハ
さむらいぼうる
ヤシの木に 針金でコンドームの自動販売機が括りつけられていて
需要とは 供給を生むものだと 独り言す
ぶらぶらして居たら 船で会った美容師青年とばったり 一緒にメコンウィスキー飲みながら
食事した 話しながら なにやら重いものしょって居るなと感じるが どうにもならず 聞き入るのみ
メコンは 頭痛くなるが 酔って コテージに戻る
少し離れて居るのだが 白人のおっさんが二人のタイ人売春婦と泊って居て 夜の声が煩し
マレーシアはペナンの安宿でも ドイツ人の男性二人女性一人の組み合わせ 夜は煩かったな
性ノ植民地
ぱっぽんノ
ねおん無キ
島デ
初日は 独り 酔って寝たのだった