バンコックの定宿での話
朝粥を食べて帰って来ると 背中を指で敲く人が居るので
振り返ると警官だった
ポリスチェックだそうで 特に薬物なのだが 持って居る訳も無し
その点は心配して居ないが イスラム関連のモノが多く何か言われるかなと思った
フロアーを管理している従業員が心配そうにして居るので 見ていて貰おうと
部屋の戸を開けたままにしていたら 閉めろと言われて 一遍で緊張が高まった
持って居なくても 警官が持参していた薬物を持ち出して来て 「これどうする」と言ってきたら
対処せねばならず それを心配したのだった
裸にされて調べられたなどと云う話を聞いてはいたが そこまでではなく 両腕を見ただけだった
それで終わり ちと緊張した時間だったな
その後 このホテルは閉鎖 カオサンの安宿を使うように成ったのでした
路地デ 商ウ 朝粥旨シ ばんこっく
天使ノ都デアル 煙草ニモ くるんていぷ
京都トハ あゆたやヲ 指ス 泰ノ 夕暮レ