インドはコルカタのチべッタンヴィレッジの食堂で見た
ダライ・ラマとネル―と娘のガンジーの集合写真
カイロは イラク航空の事務所で見たサダム・フセインの全身像の写真
東京の国立近代美術館でのサルガドの写真展
ヨルダンはアンマンのアメリカ文化センターで見た「アメリカの20世紀写真展」
あれこれ思い出すが
アンマンの茶店で 偶々新聞を読む事が出来て 写真展が有る事を知ったが
最終日のこととて ましてや3時間ほどしか無いので慌てた
ドロシア・ラングのオリジナルプリントを見る事が出来るかもしれないとの一念だった
やっと辿りつくと鑑賞者も居らず 既に片付けが始まって居たが 来訪者が有る事とて
作業の手を止めて呉れた
20世紀のアメリカ写真展の その60%が日本との今次大戦の写真で
こんな企画が 世界を巡回して居るのかと驚いた
ラングの写真を見る事が出来て 眼福そのものだったな
ペシャワールの博物館に 日本製の古皿が一枚納まっているが その時と同じように
挨拶した なにせミズーリ号での無条件降伏文書署名式に ラングが居たのだから
驚くしかない 見た事の無き 写真群であった
東京に来て 近藤書店の上の銀座イエナで ラングの写真集を買った訳だが
時代は流れて いまやマツモトキヨシの店と成って居る
包装紙 取って置けば良かったのだが
みずうり号ノ ぺるりノ国旗ト どろしあト