炭 太祇/たん たいぎ俳句のたのしみ/中村真一郎 からの孫引き 春雨や昼間経よむ0もひもの 鞦韆や隣みこさぬ御身躰 鞦韆/ふらここ ふらここの会釈こぼるるや高みより 夜歩く春の余波や芝居者 余波/なごり うつす手に光る蛍や指のまた 初恋や燈龍によする顔と顔 手へしたむ髪のあぶらや初氷 はつ雪や酒の意趣ある人の妹 妹/いも 恥しやあたりゆがめし置炬燵