昭和天皇崩御の時に、大韓民国に居ようか、沖縄に居ようかと思いつつ
女性問題も抱えて居て沖縄にした。もとより沖縄/琉球王国に天皇制度など有る訳も無し、
皇民化がどう働いたのか、薩摩藩の琉球経営の実態も知りたく有った為だ。
従軍慰安婦と従軍軍夫も視野には在った。
 国際通りでタクシーに乗って居た時、運転手と慰安婦の話に成り、慰安所は何処に有りましたかと聞くと、
国際通りの突き当たりを指して、あそこにあったさーと言葉を頂いた。息子が沖縄タイムスの記者しているから
話聞きに行きなさいとの言葉まで頂いた。「一億人の昭和史」は毎日新聞社発行だが、ここの編集して居た
千田夏光がこの編纂を契機に、従軍慰安婦の本を出した。果たして独逸人記者が土耳古人に成り済ましての一冊の様に売れたかどうか。これは岩波書店から「最低辺」と云う題名で出たが、これも果たして本国で麺麭が売れるように売れたかどうか。皆様が御存知の通りである。私はトルコ版を、イスタンブールの路上の本屋で見てほくそ笑んだ。
 高校の時に買って居た朝日ジャーナルの連載小説「派兵」も親しんで居たので、点情報が面展開する様で、従軍慰安婦問題は面白いのだ。日本人が何をして来たかを見るには沖縄は良き処で有る。
 
 
皇国ノ兵士・慰安所デ喰ウ「の」饅頭
 
おもろデ飲ミシ泡盛ヲ想イ泣ク
 
守礼ナド無キ故二建ツ守礼門
 
琉球王国ヲ見二沖縄県二出掛ケマショ
 
ぺルリ艦隊二兵士ノ墓見テ帰ル泊カナ