もし麻薬が切れたなら? | ゆきそうさぎの癌ステージ4の普通な毎日

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わたし隣の癌患者(乳癌多発性骨転移ステージ4。) 2児の母、育児&お仕事&治療の毎日のフツーの生活を大切に!なんとか余命を伸ばしてみようかと。ほっこり、まったり、あくせくの日々の徒然を呟いてます。

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昨今のコロナ騒動でお仕事が減って、元々、少なくはしていたものの、週休3日が週休5日になりました。お休みが5日もあると、夜中にAmazon primeを見る回数が増え、結果、生活のサイクルが乱れます。

私は医療用麻薬を服用する身ですが、医療用の麻薬と、快楽の為にとる麻薬との決定的に違う点は、服用に、規則正しく時間を守らなくてはいけない点です。

第一、快楽の追及の為の麻薬を常用する人が、朝の9時になりましたから何を 取り敢えず、麻薬を摂取しなくては等と時間厳守しているなんて、聞いたことありません。
まぁ、最もそちらの側は経験ありませんので、よくはわかりませんが。

一方、医療用麻薬は、医師より、時間を決めてきちんととりましょうと言われます。
時間厳守なのです。


何故かと言うと、ここで本題に入ります。
もし麻薬が切れたなら?
医療用麻薬の時間を守らないとどうなるかと言うと、、

辛いです。
全身が圧迫されたような不快感に満ち、関節がガチガチになり、身体が強ばります。骨が軋み、歯茎が痛み、偏頭痛と言い様のないだるさに襲われます。

禁断症状と言うやつです。
昔、任侠映画で、麻薬の常習犯が〈ヤクヤクが切れた〉と言って派手にのたうち回るシーンがありましたが、実際は地味に辛いです。


私の場合、朝の9時と夜の9時、12時間の間隔をとって服用します。生活のリズムが狂い、三時間ずれただけで、その嫌悪的不快感に陥ります。

要するに、
怠くて痛くて、何も出来なくなるのです。

ガンにならなくては、わかり得なかったこと。
生きている時間の尊さとか、人の心の痛みとか、朝起きて息をしているありがたさとか、ブログの先の顔はわからないけれど優しいお言葉を下さる方々の暖かさとか、
色々ありますが、
あぁー、〈麻薬が切れる〉と言うのは、
こいう事なんだなぁとわかったのもその一つです。
(だからといって何にも得もしませんがあせる)



↓いい映画。ホロッと泣けます。今なら¥100


↓グロなシーンはありませんが、めちゃくちゃ怖い。
しばらく夜一人でおトイレ行けません。
見た後、一週間、後ろを振り返ってしまう怖さ。