ゆきそうさぎの癌ステージ4の普通な毎日

ゆきそうさぎの癌ステージ4の普通な毎日

わたし隣の癌患者( ´∀`)乳癌多発性骨転移ステージ4。(末期癌ですが≧終末期ではありません) 2児のママ(^^)育児&お仕事&治療の毎日のフツーの生活を大切に!なんとか余命を伸ばしてみようかと。ほっこり、まったり、あくせくの日々の徒然を呟いてます。


NEW !
テーマ:
ゆきそネザーランド・ドワーフのブログにお遊び下さいましてありがとうございます。

四年と八ヶ月前に発病して以来、(TS1→イブランス→ゼローダ)と治療を続け、このところ、まるで効かず、腫瘍マーカーは三桁台の上がりっぱなし。
〈このままでは、年内いっぱい〉と言う余命宣告を受け、嫌々始めたきつい治療〈ハラヴェン〉。

なぜ、嫌だったかというと、副作用=脱毛。

私の場合、ステージ4後末期ガンだから、エンドレスで抗がん剤治療が続く。
だから、これで延命したとしても、二年延長すれば良い方だという。
ひょっとしたら効かない可能性もある。
治療を止めると髪が生えてくる。でも、もとに戻るには半年以上かかる。治療をやめる=無治療になると言うことは、緩和病棟に入るという事で、滞在期間は大体二週間で、逝ってしまうという。
だから、髪の毛が復元する間がない。
お棺に入る時はハゲた尼僧の状態で焼かれると言うことだ。

脱毛と副作用の発熱と倦怠感に悶えながら、
ベッドで休んでいるついでに、Amazon primeで〈世界から猫がいなくなったなら〉と言う映画を見た。


駄作だと言う低評価と〈泣ける〉名作だとする評価と、二分する映画だったけれど、私は泣いてしまった。

佐藤建扮する平凡な郵便配達屋さんが突然明日にも亡くなる程重度の脳腫瘍の末期癌の宣告を受ける。
失意のうちに帰宅すると、自分そっくりの悪魔が現れ、世の中からあるものを一つ消す度に1日だけ余命を延ばしてくれると言う。電話→時計→映画→猫とこの世から消されてしまう。すると、寿命は1日延長するが、同時に大切な思い出も消えていく。
最後に、主人公は〈世の中の生きるすべての物事や出来事はかけがえのない〉と言うことを気付き、天命を受け入れていく。と言うような、内容。

間違い電話から出会った昔の彼女、映画を通して出来た親友、捨て猫と亡くなった母との思い出。どれをとっても、失いたくない大切な出来事。主人公より五年早く亡くなった母からの手紙を読んで、涙する主人公。冒頭の〈もしこの世から自分がいなくなったらどうなるんだろう?〉と言う問いの答えがそこにあったのだから。

〈もし世界から私がいなくなったら?〉と言う哲学的な問いは、この病気になってから、常に自分の中にある。でも、私の場合、〈この世から自分がいなくなったら、その時のために、子ども達に何をやっておかなくては?〉と言う現実的に処理しなくてはいけない問題の方が重くのし掛かる。

映画では色々なものを無くす主人公。

私の、ちょうどタイムリーな無くなるものは髪の毛、、、。
だから、今日のお題は〈世界からカミが消えたなら〉。
カミは髪だったり、神様だったりするけれど。

〈かつら〉と言う代用があるのが、救い。
髪と引き換えに延命してくれれば、尚更の救い。




Ameba人気のブログ