相生は無条件で助ける関係
相生は、母が子を思う関係と同じです。
子がつらそうになってたら、自分の調子を省みず無条件で助けてしまう関係です。
たとえば木である肝臓と火である心臓が親子の関係です。
これは、肝臓が血をためておく血の貯蔵庫の役割をしていますが、
それに対して心臓は血を全身に送る仕事をしています。
心臓は、全身に送る血が足りないと、肝は、心が欲しいだけ血を送ります。
肝に血が足りない場合でも、がんばって送ろうとしてしまうので肝がオーバーヒートして熱を持ってしまったりします。エンジンを空回りさせて思いっきり吹かしている感じですね。
また、何らかの原因で心が熱を持って暴走している場合も、肝はいくらでも血を送ろうがんばってしまいます。
暴走してるからすこし、送る量をコントロールしても・・・と思うかもしれませんが
「無条件」でたすけにいってしまうのです。
ちょうど、ぐれてしまった子供でもお母さんは、子供のためにはならないとはわかっていながらも、助けずにはいられないといった感じになります。