読む筋トレを読み終える。とてもすっきりした。
疑問に思っていたことや薄々気がついていたことが記載してあって、気持ちの整理ができる。

ダイエット→ボディデザイン♪素敵♪

書いてあって少し面白かったと思ったところ

『宣言することで付き合うべき人を見分ける』の章

① 「君なら絶対できるよ、頑張れ!」と応援してくれる
② 「そんなの無理だ」と否定する
③ 興味を持たない

①の人は、何事にも前向きで積極的な明るい人が多いはずです。
②のタイプはだいたい、いつも戯値や不満や人の悪口を言っている人です。
③は、良く言えばクール、悪く言えば、人との関わりが希薄、、、、、
 、、、自分の狭い世界だけで生きている人です。

言わずもがなですが、①のタイプの人と付き合いましょうとのこと。

ただ、面白かったのは、ここから。

②のタイプの反応は、ふたつに分かれます。(中略)ひとつは、「ほれ見たことか」と
冷たい視線を投げかけてきます。もうひとつは、「無理なことをするなよ。もう年だから、
ちょっと太めの方が貫禄があっていいよ」などと言って、慰めてくれます。

実は、問題は後者のタイプです。慰めてくれているので、一見優しい人のように思えますが、
このタイプの人は、アナタが頑張って目標を達成してしまうことで、頑張っていない自分が
否定される事を恐れているのです。
そもそも本人がそうなりたい、これをやりたいと言っているのですから、それがどうすれば
実現するかを、考えてあげるのが本人のためです。にもかかわらず、慰めるとうのは、
「もう、余計な事はしてくれるな」と言っているようなものです。これは無意識の反応なので、
本人も気づいてないことがあります。注意してアナタの周りにいる人を観察してください。、、、、


目からウロコでしたwww
これ私の周りでよくあるので。慰めって結果的に相手のモチベーションダウンさせますし、
いいことないんですよね。しかも慰めは相手のためではなく自分のためだったとwww
しかも無意識にやっているというのがある意味たちが悪い。。。。

鵜呑みにするというわけではなく、自分の経験上から判断しております。
経験が一通りあったがために、目からウロコになるわけで。

一見まともなことを言っているけど何か変な事言ってる、違和感を感じる言動の
良い例かなと思います。

結論、頑張ろうとしている人に関しては素直に応援してあげればいいのです。
頑張る前に慰めは、迷惑、というより逆効果。


さて、老子の次に管子も読み返しています。
このご時世、徳間文庫の『中国の思想』を読み返そうと思っています。
諸子百家の発祥は、言わずもがなのお隣の中国が発祥ですが、古くから日本に伝わり
様々な影響を与えています。

たまにテレビみてるとおかしなこと発言している人ふえちゃいましたが、
こういう時に、これらの本読んでいると何がオカシイか適確に気がつき安くなり
心もスッとします。

管子を読み直して今回勘違いに気がついたことが一つ。管子は、重農主義でした。
管子は、実践論者で実際の政でも結果だしており、特に経済観念、経済政策においての
章が素晴らしいです。なので、重商主義と勘違いしていました。
大きな過ちに気がつく。

ちなみに老子さんは、がっつり重農主義です。

ここで、本職に戻っていけばなとお話をリンクさせます。
最近、師範以上の家元講習や日本の文化系のことに触れている度に
高度成長期に結果的に農業が軽視されてしまったことが大きな問題に感じます。

五節句、二十四節気、太陰暦なんやかんやは基本農業、農耕民族として生活に密着していた
ものでした。いけばなもしかりです。

管子があれだけすぐれた経済観念、政策をもっていたにも関わらず、重農主義である
ことは面白きこと。

農業、自然を私を含めた日本人にとってもっと身近なものに取り戻すことが、
本当の豊さや上辺だけでない文化を再び育むことになると思います。