葉隠という言葉で、忍者を思い出したあなたはジャンプ好き♪(どこかで見ましたこのセリフW)
さて、さてさてさて、、、、これは昨年の年末のお話。
会いたいな~会いたいな~なかなか会えていないから会いたいな~と思っていた、
某有名新聞の記者さんとさしで飲む機会がありました。(ありがたや)
ちなみに言えばその記者さんは私と同じ名字の方です。
私のことを『湖風斎は、、、』とか『裕心にとって、、』みたいに呼び捨てします。
ぶっちゃけ話していて、この呼び捨てが心の響いて心地よいのです笑
呼び捨てしてくれる仲間と最近接していないのと、そういうずけっと深くまで付き合う仲間が
減ったなと思う今日この頃。。。。今年は、2、3人でいいから呼び捨てにできる、してくれる
仲間ができたらいいなと思ってまする。
彼とお話していて、自分が疑問に思っていたことや、自分の好きな文芸に関していろいろ
質問したり、話していました。
その時に話題に出てきたのが、三島由紀夫。。。
他に出てきたのは、徳、徳育、昭和、文豪などなどですが、三島由紀夫に関しては、
個人的に話題としてかなりメインになりました。
私の中で三島由紀夫の印象は、ナルシスト&分かっていて逃げた、そして今の日本は
三島の自殺を消化しきれてないこと。。。。この3点に尽きます。
結局彼の自殺した時に生まれてないので、彼は分かっていて逃げだって印象が大きいです。
三島ファンには、誤解&不快をあたえてしまうかもしれませんが、これが率直な私の感想です。
で、、、谷中在住の名字が一緒の某有名記者さんに、三島について問うと、
自殺した時のエピソードと共に、彼の作品についての感想を丁寧に答えてくださいました。
今じゃありえないけど、、、、朝日新聞には、三島の生首が一面で掲載されていたそうです。
エクスキューズがありつつも、三島は美が第一優先の至上主義というスタンスであった。
記者さんとの会話で三島を改めて読もうと思った矢先に出会ったのが、葉隠入門でした。
葉隠入門は、神髄は別にあるものの、、、、如何に死ぬかという観点から
書かれているというのも過言ではない内容です。
前半は、三島の解釈と共に紹介文。後半は原文&訳文という構成ですが、
三島の解釈と、葉隠から見通す現代への憂いが面白いです。
現代で、年間三万人という自殺者が社会問題になっていますが、これについて既に
三島が警笛をならしているのが何よりも面白い。
彼が警笛を鳴らしている、というか警告として述べていることが、現代、まさに
今の日本の根本的な社会的問題になっている。。
三島の自殺は、ある意味、ナルシスト、意味分からずではあるけれども、
そして、経済的、政治的には無意味、見てみないふりができてしまうことでもあるけども、
日本、そして日本人、文化、社会としては、現代、このタイミングで解決、消化しなくては
ならない案件のように感じてならない。
そして、今消化してこそ、日本、日本人にとって最も必要なものを
取り戻せるように思えてならない
葉隠入門 (新潮文庫)/三島 由紀夫
¥420
Amazon.co.jp
さて、さてさてさて、、、、これは昨年の年末のお話。
会いたいな~会いたいな~なかなか会えていないから会いたいな~と思っていた、
某有名新聞の記者さんとさしで飲む機会がありました。(ありがたや)
ちなみに言えばその記者さんは私と同じ名字の方です。
私のことを『湖風斎は、、、』とか『裕心にとって、、』みたいに呼び捨てします。
ぶっちゃけ話していて、この呼び捨てが心の響いて心地よいのです笑
呼び捨てしてくれる仲間と最近接していないのと、そういうずけっと深くまで付き合う仲間が
減ったなと思う今日この頃。。。。今年は、2、3人でいいから呼び捨てにできる、してくれる
仲間ができたらいいなと思ってまする。
彼とお話していて、自分が疑問に思っていたことや、自分の好きな文芸に関していろいろ
質問したり、話していました。
その時に話題に出てきたのが、三島由紀夫。。。
他に出てきたのは、徳、徳育、昭和、文豪などなどですが、三島由紀夫に関しては、
個人的に話題としてかなりメインになりました。
私の中で三島由紀夫の印象は、ナルシスト&分かっていて逃げた、そして今の日本は
三島の自殺を消化しきれてないこと。。。。この3点に尽きます。
結局彼の自殺した時に生まれてないので、彼は分かっていて逃げだって印象が大きいです。
三島ファンには、誤解&不快をあたえてしまうかもしれませんが、これが率直な私の感想です。
で、、、谷中在住の名字が一緒の某有名記者さんに、三島について問うと、
自殺した時のエピソードと共に、彼の作品についての感想を丁寧に答えてくださいました。
今じゃありえないけど、、、、朝日新聞には、三島の生首が一面で掲載されていたそうです。
エクスキューズがありつつも、三島は美が第一優先の至上主義というスタンスであった。
記者さんとの会話で三島を改めて読もうと思った矢先に出会ったのが、葉隠入門でした。
葉隠入門は、神髄は別にあるものの、、、、如何に死ぬかという観点から
書かれているというのも過言ではない内容です。
前半は、三島の解釈と共に紹介文。後半は原文&訳文という構成ですが、
三島の解釈と、葉隠から見通す現代への憂いが面白いです。
現代で、年間三万人という自殺者が社会問題になっていますが、これについて既に
三島が警笛をならしているのが何よりも面白い。
彼が警笛を鳴らしている、というか警告として述べていることが、現代、まさに
今の日本の根本的な社会的問題になっている。。
三島の自殺は、ある意味、ナルシスト、意味分からずではあるけれども、
そして、経済的、政治的には無意味、見てみないふりができてしまうことでもあるけども、
日本、そして日本人、文化、社会としては、現代、このタイミングで解決、消化しなくては
ならない案件のように感じてならない。
そして、今消化してこそ、日本、日本人にとって最も必要なものを
取り戻せるように思えてならない
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