昨日の話になりますが、劇団ハンニャーズさんの公演『モノキリガタリ 蛇』を観に行ってきました。
図らずも忌々しきコロナのせいで本来予定された公演スケジュールが変更されることとなり、自分が予定していた日が初日の公演となりました。(本来は四日目の予定でした)
ライブハウスからの出逢いでまさか自分が演劇を観に行く事になってまだ数年ですが、公演初日を観に行くという機会は初めてで、貴重な機会となりました。
前作の『モノキリガタリ』は過去に演者や配役を変えて公演されており、その両方を観に行った事もありどうしても観に行きたかったし楽しみにしていたのです。
そんな前回の公演の内容はこちら。
(※劇団ハンニャーズ様公式HPの公開動画からURL貼らせていただきました。失礼あれば消します)
そんな前作を観ていたため、HPで公開されていた今作のあらすじを読んだだけで楽しみにしておりました。
平日のため遅めの開演時間なので余裕を見て会場である月潟稽古場へ。
https://nakajimadrive.wixsite.com/tsukigatakeikoba
(月潟稽古場HP)
会場に向かう途中、途中まで過去の悪夢の通勤路と同じ道のため、
『あぁ…経路は逆だけどタイムカードは定時に切ってるのにこのくらいの時間に帰ってたな当時…』
とか思い出してブルーになっていたけどいざ会場に近付いたらそんな気持ちも雲散霧消し楽しみモードに。
エントランスで少し待つこと数分、入場案内のアナウンスが流れていざ会場へ。
公演前の注意事項や空調で寒いと感じた方へのブランケット貸し出しなどの細かな配慮がなされたアナウンスが終わり、いざ開演。
そこからは文字通り流れるように時間が過ぎ、気が付けばEDテーマの『真宵唄』が会場に流れていました。
内容に関しては今後まだまだ公演日が続くので何を話してもネタバレになりかねないので控えます。
ただ、幾重にも張り巡らされた複線が次々と回収されてゆくストーリーや、実はこうだったのか!という展開が小気味良く進んでいくお話になっておりとても面白かったです。
元々どんでん返しや何気ない会話が複線になり、物語の終盤に近付くにつれて回収される内容の小説が好きな自分としては大満足のストーリーでした。
ぶっちゃけた話、もう一回観たいです。流れを把握した上で『あぁ、ここでその展開に繋がる会話があったんだ』とか毎回変わる演者さんの雰囲気を感じたい。
追加公演日含め、日程的に難しいし一人でも初見の方に観て欲しい気持ちの方が強いのだけれどね。前作を観られた方には特に。
https://hannya-s.wixsite.com/828s
気になってたまたまこのブログを目にした奇特な方がおりましたら是非上記ハンニャーズさんのページから予約をば。
ライブハウスほど頻繁では無いけれど、そのライブハウスで繋がった人との縁の円で演劇という世界を知れて改めて良かったと思う一日でした。
そして、自分もこんな風に物語として成立する文が書けるようになりたいと心から思いました。