興奮や感動の冷めやらぬうちに。
とはいえ、ちまちま書き溜めていくからいつ公開になるかは分からないけど自分の為の備忘録。好きに書きます。
事の発端はTwitterの通知。何気なくタイムラインを眺めていたらメンバーのつぶやきでのお知らせ。
『豚乙女、来年ワンマンツアーやります!』
その時は「あぁ、少しずつ状況が良くなってきてるからまずは東京や大阪みたいな都心部や大きい所でやるんだろうな。自分はまだまだ都会には行けないけれど、何にせよ日常が少しずつ帰ってくるのはありがたいな」なんて思ってた。
そう思ってた次の瞬間。ツアー先の県が表示された時に目を疑った。
『ニイ……ガタ……?』
間違いない。何度確認しても表示される文字は紛れもなく『新潟』だ。
自分が何度も名前が変わる前から足を運んでいるライブハウスだ。そして、豚乙女の新潟ライブとしては初めてのハコになる。
最近、市内にそんなにライブに通えていない自分だけども個人的には『新潟CLUB RIVERST』は自分が一番照明が綺麗だと思うライブハウスだ。あと床が赤と黒でカッコいい。
ステージでの皆様、お姉さんは特にリバーストの照明に映えそうだなと思った。
チケットの予約の詳細を待ち、開始日を迎えたその日はPCの前で待機する事を決めた。そしていざその日に。
「あと10秒……5秒……ヨシッ!」
現場猫のような勢いでサイトにアクセスする。が、やはり皆考える事は同じとみえ、アクセスエラーの文字がPCのディスプレイに表示された。やってしまった。
今にして思えば観れるだけで嬉しいし、チケットの順番にそこまでこだわる必要なんてまるでないのだけれど、その時は焦った。もし仮に初日に即日ソールドアウトがあったとしてもまずはファイナルの東京のはずだ。だからまだ大丈夫。
そう思って再度入り直すと、今度はすんなりサイトが表示されて普通に購入出来た。
「買えた!良かった!これでライブが観れる!地元で豚乙女が観れる!」
喜び勇んでチケットを発券しに行くと、番号はまさかの一桁台。ロスがあったにも関わらずこの番号はとても嬉しい。『どろんちょ』新潟編を上回る良番だったため、発券先のセブンで内心喜んだ。
(後日、当日の列形成で一桁順で並んでいたのが全員友達や見知った方々だったのは笑った)
そんなこんなで無事チケットを入手し、当日を待つ事となった。不思議なもので、当日を迎えるまではその日を今か今かと待ち望んでいる割に、いよいよその日を迎えた時にはあれこれ準備に追われる事になる。事前にきちんと済ませる事が今まで一度もないと思う。
(毎回遠征やライブの際にきびきび荷物や準備をスムーズに済ませている周りの方、本当凄いといつも思ってます)
当日は午前中に作業があってばたばたしたものの、どうにかホテルのチェックイン目掛けて市内に到着出来た。誤算としては当時あったはずのローソンがなくなっており、地元県民なのに近隣のコンビニを探してプチコンビニ難民になった事。
ようやくホテルで一息つき、前物販開始の時間になったので会場へ。ホテルから会場へは徒歩でも三分未満。てか、分かってはいたけど本当近い。毎回ツアー会場がリバーストだったら良いなと思ったくらい。
そう思いながらも会場に着けばすぐに見知ったpiggy(豚乙女のファンの総称)の面々がいた。コロナ禍もあって少なくとも四年は会っていないはずなのに、TwitterやSNSのお陰もあるけど一部の方々とはごくごく自然に挨拶が出来た。Twitter凄い。
挨拶を済ませて事前に通販で最低限の物は買っていたものの、やはり本人達からお迎えしたいという気持ちがあったため、頼まれていた物と後物販で買う物以外を購入する時点で差し入れをホテルに忘れた事に気付く。
「あの……今メンバーの皆様への差し入れをお渡しする事は可能ですか?それなら今から持参したいのですが」
『はい!大丈夫ですけど、後物販にはメンバーが直接来られるので、その時ならメンバーの方に手渡し出来ますよ?』
スタッフさんの神対応に感謝しつつも、ライブ後やイベント時に差し入れを渡しつつ限られた時間の中で会話をまともに出来た試しがないため、スタッフの方にお礼を言いつつ大丈夫なので今から持ってきますと言い、ホテルにとんぼ返りして差し入れを渡し、再度ホテルでオープンを待つ事となった。
新潟ビールとお姉さんアクスタ。
そして、いよいよオープンの十分前。
およそ自分にとって四年振りとなる、念願の豚乙女のワンマンライブが始まる事となる。
ここまで書いておいてあれだけど、ライブ前までの話で無駄に長いなおい。
という訳で区切ります。