今2019年7月2日 今月21日には参院選の選挙があります 。今回もおそらく自民党が 勝つでありましょう。 それは 安倍晋三氏とその周辺の戦術である。まず経済は経済成果を厚化粧して見せる、統計を操作し将来に渡る問題を隠蔽する。外交では、頑張ってやってる感を出すため、頻繁に米国やロシア、中国など各国との首脳会談を行い、拉致問題や北方領土の国内関係者に安心させる。しかし、実現不可能は承知のために、自ら解決の向けて汗をかく能力も勇気もない。よって北朝鮮問題ではトランプ頼みと言われる。しかし、安倍晋三氏もその周辺、特に安倍晋三氏を担いで自分たちの目標を達成しようとする勢力には、このこと自体痛くも痒くもないわかりきった話で、最初から解決を目指す必要もない政策であると思われる。
そのような安倍晋三氏は、日本の首相として何を目指すのか?
 安倍晋三氏は、彼が独自に自分の考えで色々な物事を判断し決めているのではないように思われる。安倍晋三氏の周辺には、過去から様々な思惑を持つ人々が集まり、彼に様々な保守思想や歴史を教育してきた。それは彼が山口県の名家に生まれた政治家の子孫であり、明治独特の思想教育を受けた期待の人だったからだろう。そして、その教育主体であり支持母体が、いわゆる歴史修正主義の学者、神道の神社庁、日本会議、 新しい歴史教科書をつくる会 、といった 組織であり、彼に期待し、支えてきた。そして、政治家として成長するにつれ、さらに同様の思想を持つ学者や政治家で周辺を固めた。 安倍晋三首相誕生後、彼の内閣や官房には彼の支持母体が指名する思想教育された官僚、政治家、学者を送り込んできているのである。
そして、その目的は、日本を門地門閥 による支配に復古させ、国民主権を廃し、戦前の天皇主権である大日本国憲法に回帰することである。信じがたいだろうが、彼らはそれが真実日本のためと信じている。なぜそうかと言えば、彼らには戦前こそ、天皇主権下での門地門閥支配によって、あの明治維新から明治昭和に至る日本の繁栄が成し遂げられたのだ、と固く信じて疑わないのである。結果として、門地門閥支配は、日本の再生につながるものであると考えている。門地門閥とは、知っての通り 、旧華族 、軍人、 財閥 と言った 旧日本の支配階級のことである。 彼らの子孫たちは、安倍首相誕生後、ものの見事に内閣を牛耳り、官房を牛耳り、思いのままに法律を作り、あるいは真実を隠し、 自らの都合のよい 国民世論の誘導を図ってきたわけである。そして最終的な目標としての門地門閥支配を復活させるための一里塚として、平和憲法の改正があるわけだ 。安倍晋三氏は、もともとがあまり自ら考える人間ではなく、他人の神輿に乗ってやってきた人間である 。従って彼を担いだことは非常に彼らにとってはやりやすく、また かなり 国民の目から彼らの存在を消す役割を果たしているだろう、と思われる。 つまり安倍晋三氏と菅義偉氏の二人は、実は自らの発想ができる人間ではなく、全て傀儡だということである。安倍晋三氏と菅義偉氏は文楽人形であり、その黒子は首相補佐官など官邸にいる補佐官、顧問、参与達であろう。そして、それら補佐官もまた黒子によって操られているのだと考えられる。このように考えれば、安倍晋三氏があらゆる野党の追及に対しても率直な議論を避け、あるいはごまかしてその場しのぎを続けている理由がわかろうというものである。 直接議論ができないからである。 
さて、このような首相のもと、国民は本当に国民主権を手放していくのだろうか?

ところで、安倍政権でよく言われる国家の危機であるが、大半は上記の目的に沿って何を実現したいがためにそう喧伝するのか考えればわかりやすい。大抵は危機的状況を自ら求めているような場合が多い。例えば北朝鮮問題などは、外交による問題解決に向かうより、制裁強化しか考えないような対応である。このような対応は枚挙にいとまないのである。