こんにちは。
意識低い系のカリスマ的存在、いぼがえるです。
いや、意識低い系って何なのか正直よくわかんないですけど、意識高いか低いかって言われたらたぶん圧倒的に低い方ではないかと。
最近ダメ人間っぷりがハンパなさすぎて自分の人生に焦りを感じ始めている私ですが、あまりに改善すべき点が多すぎて何と言うかもう手も足も出ない状態です。
「こんなんじゃダメだ!」ってことで色々と行動してはみるのですが、何故かいつもいつも邪魔が入ってしまって結局何も出来ずに終わるんですよね。
事前に予約して出掛けようとしたら急遽仕事が入ってダメになったり、仕方ないから次の週に行こと思ったらヒザが痛くて歩けなくなったり、ヒザが治ってから行こうと思ったら今度はヘルニアになるし。
と言うか日曜日は必ずと言っていいほど下痢になって基本的に外出不能ですからね、ホント我ながらすごいと思いますよ。
なんなんすかねぇー、この畳み掛けるように押し寄せる大量の不幸は。
「人生で選べる選択肢は2つだけ。やるかやらないか、それだけだっつーの!」
って雄一おじさんか誰かが言ってましたけど、そもそも選択肢2つだけって少なすぎじゃね?って思いますよね。
なんか僕の人生このまま仕事と下痢とヘルニアで終わっていきそうです…
さ、そんな暗い話はさて置いて、植物の話しましょうね。
とは言っても最近ネタがなさすぎて特に取り上げるようなこともないんですけど、ここは頑張って無理矢理にでも書きます。
食虫植物の『ブロッキニア・ヘクチオイデス』です。
地球最後の秘境と言われる南米・ギアナ高地。
その麓に広がる大草原「グラン・サバナ」に固有するパイナップル科の地生ブロメリアで、筒状の葉に水を貯めて虫を捕らえる落とし穴式の食虫植物です。
このように葉に水を貯める種類はタンクブロメリアと呼ばれパイナップル科には数多く存在しますが、その中でもこのブロッキニア・ヘクチオイデスと同じくブロッキニア属のレズクタ、それとカトプシス属のベルテロニアナにのみ食虫習性が確認されています。
捕虫の仕組みはサラセニアやネペンテスと似ていますが栽培下ではあまり積極的に虫を捕らえないようで、成長が遅いことも相まって食虫植物としての人気は低いと言わざるを得ませんね。
筒の中、どアップ
消化液と言うか、ただの水と言うか。。
しかし自生地では強い紫外線に晒されることで植物体全体が鮮やかな黄色に色付き、実に多くの獲物を捕らえ食虫植物っぷりを発揮しているらしいです。
また未確認の情報ながら筒からは甘い匂いを発するとかで、栽培下とは違いかなりヤル気満々みたいですね。
ターゲットは主にアリなどの蜜を好む昆虫で、筒を切り開くとたくさんのアリの死骸が出てくるそうな。
消化酵素を分泌しないため細菌によって獲物を消化するそうですが、もしかしたらアリをたくさん捕まえることで蟻酸も利用しているのかもしれませんね。
わかんないですけど。
成長が遅く栽培下ではヤル気がないため観賞価値も微妙ですが、大型のブロメリアということで性質は強健で特に難しいことはありません。
全日照下で栽培すれば筒が細く巻いて引き締まった姿になり、大きく育てば結構迫力も出てきますね。
しかし栽培下ではいくら陽に当てても葉のグリーンが映えるばかりで、自生地の株のような美しい鮮黄色に仕上げるのは至難の技だと思います。
一般的なブロメリアと違い用土の乾きに弱いので、潅水は小まめにするか腰水で管理すると調子がいいですね。
とは言えサラセニアのような深腰水では根腐れしてしまうので、ミズゴケか砂利系の用土に植え極浅い腰水にすると管理しやすいです。
まぁ基本的に成長が激遅なので調子が悪くなっても気付きにくいのですが、余程変な育て方をしない限りは大丈夫だと思いますね。
ちなみにこれはまだまだ小さい苗ですが、成長するとこんな感じに。
自生地のヘクチオイデス(ネットから)
栽培株とは全く違う美しい姿ですね。