私は医師ではなくコーチなので
アスペルガー症候群っぽい人のことを
あすぺるがー風な人、
略して「Ａ風な人」と呼んでいます。
Ａ風な人は、
学習はしても
成長はしません。
ここでいう成長とは、
世話をされるばかりではなく
世話をすることも
できるようになっていくことです。
なお、学習は、
使い方がわからない道具を
説明書を見て
「なるほど、こうやって使うのか」
みたいに学ぶことです。
Ａ風な人の世界には
”人”は自分しかいないので、
他者はすべて「ただの道具」
ですから、納得です。
私の父親はＡ風な人ですが、
常に自分の利益にしか興味がなく、
他者の利益など本当に
どうでも良いと信じていることが
言動によく表現されます。
自分の利益を得るのに
利用できる相手だと、
そこで初めて興味を持ちます。
それが家族でも同じです。
子がどれだけ困っていても
自分の利益にならないことなら
完璧に無視しますから。
子を無視する父親は
世間一般では「悪いこと」と
見られると学習すると、
悪く見られることは極端に怖がるため
しぶしぶ子の話を聞く、
つまり子の利益ではなく
自分の利益のためにようやく
子の話を聞く、といった感じです。
これは、
悪意を持ってやっているのではなく、
本当に他者の利益がわからないのです。
この悪意のないことが
非常に残酷だと
接した人に感じさせるのです。
それはこんな感じです。
悪いと思ってしていれば
次からやめてね、と言えば、
やめてくれることが考えられます。
しかし、
悪いと思ってないどころか
良いことと思ってしていたら
次からやめてね、と言っても、
「なんで？何も問題ないよ」となって
やめてもらえないのです。
父親は私に、
お土産を何度も買ってきます。
私が喜ぶかどうか、ではなく、
お土産を買ってきて子に与えることは
世間一般に「良いこと」であるため、
与えた自分がよく見られると
思ってやっているので、
与えられるたびに
非常に嫌な気持ちになりました。
いいかげん、嫌なので、
「お土産を買ってこないで」と
父親に頼みました。
しかし、父親は、
「良いこと」をしているので
何も問題はないとして、
「それはできないよ」と
断ってきます。
与えられる当の本人が
「嫌だ」と言っているのは
父親にとっては関係ないこと
になってしまうのです。
心の何かの回路が足りない感じです。
つい先日も
似たことがありました。
父親が自分の家で
”とある集まり”をするから、
お前も来てほしい、と
言ってきました。
当然ながら
そんな集まりに行きたくない私は、
その日本当に都合が悪いので
「その日は都合が悪いから行けない」
と断りました。
すると父親から返ってきたのは
「なんで？」でした。
いやいや、たった今、
「都合がわるいから」と
理由も伝えましたけど。
そう思いながら
「だから、今言った通りです。
その日は都合が悪いからです。」
と返しました。
すると父親から返ってきたのは
「なんで都合悪いの？」でした。
こんなやりとりをしていると
この父親は
精神的に欠陥があるようにしか
見えなくなります。
Ａ風な人同士だと
こんなやりとりにはならないのが
不思議です。
ここで丁寧にやりとりしていると
貢献の搾取、つまり、
「なんで？」と言うだけで
私が一生懸命に父親に注目を
することになって、
そうして注目を得られることで
父親は優越感を感じるので
気持ちよいのです。
（私には気持ち悪いことですが）
だから、やりとりは丁寧にせず
「その日はだめだから、だめです。
はい、この話はもう終わり。」
と一方的に言って終わりにしました。
もし丁寧にやりとりしていたら
貢献の搾取もそうですが、
「それじゃいつならいいの？
その日にずらすから」
なんて言われかねませんから。
父親は
私の同意なしに
私が参加することを前提に
予定を決めます。
（この時点ですでにおかしいです）
その後に私に
参加するよう伝えると
私が「参加しない」と言い出すために
自分の予定が狂ってしまうのです。
私の利益などどうでもよくて、
自分の予定が狂うことを
何が何でも阻止したいのです。
つまり、私は
父親には本当に「ただの道具」
としか扱われていないのです。
おそらく
こんなやりとりは
幼い頃から何万、何千と
やってきているやりとりです。
それでも最近、
またしてきたのは、
成長していないという証拠です。
父親とやりとりをしていると
３歳児を相手にしている感覚を
よく感じます。
もう80を過ぎてるのに。
お読みいただき、
ありがとうございます。
プロコーチ１０年目、常楽でした。
「あすぺるがー風な人」の記事一覧はコチラ
Ａ風な人：断らせてくれない
Ａ風な人：相手の同意も自分の予定の内
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アスペルガー症候群っぽい人のことを
あすぺるがー風な人、
略して「Ａ風な人」と呼んでいます。
Ａ風な人は、
学習はしても
成長はしません。
ここでいう成長とは、
世話をされるばかりではなく
世話をすることも
できるようになっていくことです。
なお、学習は、
使い方がわからない道具を
説明書を見て
「なるほど、こうやって使うのか」
みたいに学ぶことです。
Ａ風な人の世界には
”人”は自分しかいないので、
他者はすべて「ただの道具」
ですから、納得です。
私の父親はＡ風な人ですが、
常に自分の利益にしか興味がなく、
他者の利益など本当に
どうでも良いと信じていることが
言動によく表現されます。
自分の利益を得るのに
利用できる相手だと、
そこで初めて興味を持ちます。
それが家族でも同じです。
子がどれだけ困っていても
自分の利益にならないことなら
完璧に無視しますから。
子を無視する父親は
世間一般では「悪いこと」と
見られると学習すると、
悪く見られることは極端に怖がるため
しぶしぶ子の話を聞く、
つまり子の利益ではなく
自分の利益のためにようやく
子の話を聞く、といった感じです。
これは、
悪意を持ってやっているのではなく、
本当に他者の利益がわからないのです。
この悪意のないことが
非常に残酷だと
接した人に感じさせるのです。
それはこんな感じです。
悪いと思ってしていれば
次からやめてね、と言えば、
やめてくれることが考えられます。
しかし、
悪いと思ってないどころか
良いことと思ってしていたら
次からやめてね、と言っても、
「なんで？何も問題ないよ」となって
やめてもらえないのです。
父親は私に、
お土産を何度も買ってきます。
私が喜ぶかどうか、ではなく、
お土産を買ってきて子に与えることは
世間一般に「良いこと」であるため、
与えた自分がよく見られると
思ってやっているので、
与えられるたびに
非常に嫌な気持ちになりました。
いいかげん、嫌なので、
「お土産を買ってこないで」と
父親に頼みました。
しかし、父親は、
「良いこと」をしているので
何も問題はないとして、
「それはできないよ」と
断ってきます。
与えられる当の本人が
「嫌だ」と言っているのは
父親にとっては関係ないこと
になってしまうのです。
心の何かの回路が足りない感じです。
つい先日も
似たことがありました。
父親が自分の家で
”とある集まり”をするから、
お前も来てほしい、と
言ってきました。
当然ながら
そんな集まりに行きたくない私は、
その日本当に都合が悪いので
「その日は都合が悪いから行けない」
と断りました。
すると父親から返ってきたのは
「なんで？」でした。
いやいや、たった今、
「都合がわるいから」と
理由も伝えましたけど。
そう思いながら
「だから、今言った通りです。
その日は都合が悪いからです。」
と返しました。
すると父親から返ってきたのは
「なんで都合悪いの？」でした。
こんなやりとりをしていると
この父親は
精神的に欠陥があるようにしか
見えなくなります。
Ａ風な人同士だと
こんなやりとりにはならないのが
不思議です。
ここで丁寧にやりとりしていると
貢献の搾取、つまり、
「なんで？」と言うだけで
私が一生懸命に父親に注目を
することになって、
そうして注目を得られることで
父親は優越感を感じるので
気持ちよいのです。
（私には気持ち悪いことですが）
だから、やりとりは丁寧にせず
「その日はだめだから、だめです。
はい、この話はもう終わり。」
と一方的に言って終わりにしました。
もし丁寧にやりとりしていたら
貢献の搾取もそうですが、
「それじゃいつならいいの？
その日にずらすから」
なんて言われかねませんから。
父親は
私の同意なしに
私が参加することを前提に
予定を決めます。
（この時点ですでにおかしいです）
その後に私に
参加するよう伝えると
私が「参加しない」と言い出すために
自分の予定が狂ってしまうのです。
私の利益などどうでもよくて、
自分の予定が狂うことを
何が何でも阻止したいのです。
つまり、私は
父親には本当に「ただの道具」
としか扱われていないのです。
おそらく
こんなやりとりは
幼い頃から何万、何千と
やってきているやりとりです。
それでも最近、
またしてきたのは、
成長していないという証拠です。
父親とやりとりをしていると
３歳児を相手にしている感覚を
よく感じます。
もう80を過ぎてるのに。
お読みいただき、
ありがとうございます。
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