パートナーは自分のもの

子供は自分のもの


家族とはそういうもの



こんな感じで定義すると
ちょっと苦しい感じがしてしまいます。




パートナーも子供も
自分にとっては大切なものですね。

でも、自分の所有物ではありません。


「家族」という場を共有する
大切な人であって

それぞれはそれぞれのもの

ですよね。



でも、自分を悲しませるようなことは
どうしても許せない...

思い通りになるように
はたらきかけてしまう自分がいる...


相手に喜んで欲しいのに
相手を喜ばせようとする自分を
なんとか認めてもらおうと頑張ってしまう...


認めるかどうかは相手次第なので
そこを操作しようとすると
無理が生じてしまいます。

しかし、なかなか手放せない...



自分の体を「自分のもの」と
日常ではあまり認識しませんよね。

自分の体をケアしてあげたから
自分に認めてもらおうとは
思うことは、まずありませんよね。


ですから、
本当に相手をいたわるというのは

相手も自分の体と同じように
扱うことだとう思うのです。


自分の体は自分が所有している
という見方もあるかもしれませんが

自分の体は「自分自身」ですから
所有するもしないも
初めからない、という見方もできますよね。


その視点、感覚が得られれば
相手に向き合ったときに

自分の努力を認めてもらおうとかは
あまり感じずに済むように思います。




中村常楽