座位のポジショニングは、利用者さんが快適に過ごせるだけでなく、肩こりや腰痛、姿勢の崩れを防ぐためにもとても大切です。



私が現場でいつも意識しているのは、**「肩の高さ」と「前後のバランス」**の2つ。今回はその見方と調整方法を、順番にご紹介します。






---① 肩の高さを観察する




まずは利用者さんの肩を左右から見て、どちらが高いかをチェックします。


高い方の肩は、首や肩まわりの筋肉が緊張している可能性大。特に関係しやすい筋肉はこの3つです。

僧帽筋肩甲挙筋胸鎖乳突筋ポイントもし首が傾いて(側屈)いるなら、ほぼ間違いなくその筋肉が固くなっています。


そっと触ってみると、「ここ固い!」とすぐわかります。



---② 前後バランスを観察する肩の位置を横から見て、片方の肩が前に出ていないか確認します。前に出ている肩 → 背中から回旋している可能性あり。


ここで大事なのは、回旋の原因が「骨盤から」なのか、「上半身だけ」なのかを見極めることです。骨盤ねじれのサイン左右の膝がそろっていない坐骨の接地が左右で違う--


-③ 調整方法肩の高さの調整アームレストの高さを変える腕を置く位置を変えてみる変化がなければ肩関節を動かして挙上制限をチェックし、必要に応じて調整前後バランスの調整後ろに出ている側の背中に、ロール状に丸めたタオルを入れる(少しずつ位置や厚みを変えて最適なところを探す)


骨盤からズレている場合は、座り直しで坐骨でしっかり座るように誘導 (ここを直さないと上半身だけの調整ではすぐ戻ってしまいます)



---④ 最後は再チェック調整後にもう一度「肩の高さ」と「前後バランス」を観察利用者さんにも「楽になったか」を聞いてフィードバックを得る---


💡 まとめ 座位ポジショニングは、

1. 観察(見て左右差を把握)

2. 触診(筋緊張や骨盤位置を確認)

3. 調整(アームレスト・タオル・関節可動・座り直し)

4. 再評価(効果を確認)


この流れを意識するだけで、姿勢の安定度がぐっと上がります。試してみて下さい☺️




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