投稿頻度の低迷が続いていますが、自治会活動が一段落した5月GW頃から目の調子が悪くなり、治療を続けていました。漸く日常生活に支障ないレベルにまで回復してきたので、久々に加工作業をしてみました。
福知山線の183系特急「北近畿」(品番92708)の入線整備は、前回までに以下の整備が済みました。
(1) 外観の整備 : ①特急マークの装着、②北近畿のヘッドマーク貼付け。
(2) 機能の向上 : ①ダミーカプラーをTNカプラーに交換、②先頭車台車を新集電方式に交換。
今回は、前回の最後で作業断念した(2) 機能の向上:③ライト基板のLED化です。
製品は電球仕様(常点灯機能付き)であり、通常電源で6V点灯させた状態です。低速走行だと薄暗いので、現行製品と同様にLED化することにしました。(左側:①号車クロハ183-700番台、右側⑥号車クハ183-700番台)
下回りを取り出しました。座席板で薄紫色がクロハ183-700番台、青色がクハ183-700番台です。何れも座席板の左端下側に、ヘッドライト/テールライト用の電球が見えています。
座席板を外すとライト基板が現れます。台車固定ネジが貫通する円柱状のパイプ後方にある四角形の部分でライト基板を保持する構造で、ライト基板は後方にスライドすることにより取り外しができます。
電球仕様のライト基板です。部品取付面側に配線パターン(銅箔パターン)がある片面基板で、部品取付穴がなく部品は銅箔露出部分(ランド)に直接ハンダ付け(置き付け)されています。電球後方の黒色四角い部品でE225表示のあるのがコンデンサ2.2μF(常点灯用)で電球と並列に接続されています。下段右端の黒色の縦長部品が進行方向により点灯する電球を選択するためのツインダイオード(ダイオード2個入)です。この部品の左側に2箇所の端子がありますが、上側端子がヘッドライト(上側の電球)点灯用、下側端子がテールライト(下側の電球)点灯用で、部品内部ではダイオードが逆向きに接続されており、右側端子で共通接続されているだけです。
ボディ側には、ヘッドライト/テールライトの遮光ケース(金属製の鋳物:ソフトメタル?)が装着されています。遮光ケース内にある壁で、ヘッドライト用電球(左側)とテールライト用電球(右側)を隔離することにより光漏れを防止する構造です。遮光ケースは、赤色のテールライト用レンズを取り出してから、後方を斜めに持ち上げると簡単に取り外すことが出来ます。
ライト関係のパーツです。ヘッドライトレンズは、遮光ケースの前側にある棚に置かれ、棚の裏面に配置されるテールライトレンズと遮光される構造です。ヘッドライトレンズには前面照光するヘッドマーク表示部も一体成型されており、ヘッドライト点灯時のみ照光されます。また、運転台屋根上のヘッドライトは導光部ごと上方に引き抜くことが可能で、ライト基板の加工には無関係ですが、運転台窓部分も取り外すことが可能です。
集電部以外の電子部品をハンダ鏝で取り外すと、半田付けのベース(ランド)が出現します。茶色の汚れ(ペースト・松脂)は、シンナーを染み込ませた綿棒で擦ると除去できます。
LED化に必要なパーツは、電球色LED(上側)/赤色LED(下側)/チップ抵抗1/4W560Ωの3点で、基板の加工は不要です。LEDは元の電球と同様にレンズ部分にツバのないフラットな物を使用し、リード線を折り曲げて切断し基板上に置いた状態で半田付けしてあります。LEDには極性があり、リード線の長い方が+側(アノード)で、写真の向き(配置)で半田付けします。チップ抵抗はサイズ3216(3.2mm×1.6mm)がピッタリで、ツインダイオードを取り外した箇所に半田付けしますが、左側のベース2箇所はつながる様に半田付けする必要があります。なお、コンデンサを除去したので常点灯機能はなくなります。(常点灯出来るパワーパックは持っていません)
点灯確認が済めば、元通りに装着するだけです。
従来の電球仕様での点灯時。
LED化後に同一条件で点灯。前後進とも明るくなりました。
最後におまけ!
両車両ともヘッドライト点灯状態です。肉眼では違いがあるのが判るのですが、この写真では判り難いです。
室内照明を暗くしカメラの絞りも落として撮影すると、ヘッドマークの点灯色に僅かに差があるのが判ります。右側の車両だけ細工をして、蛍光灯照明に似せてみました。効果を比較してみたかった次第です。
ヘッドライトレンズのヘッドマーク照光部前面に、タミヤのエナメル塗料でクリアブルー(X-23)を薄く塗ってみただけです。以前に旧国73形で同様の細工をして効果絶大だった(→こちら)のですが、今回はもう一工夫が必要な様です。
加工着手から投稿まで3日掛かりとなりましたが、今日になつてLED化後の車両写真を撮影しようとケースから取り出した際に、右側車両のヘッドマークシールがないことに気付きました。作業机の周辺やケース内には落ちておらず、部屋のごみ箱をひっくり返して探したところ、埃にまみれて出てきました。ヘッドマークシールの裏面粘着力が弱くなっているの(経年劣化)が原因で剥がれ落ちたのに気付かず、紙くずと共に捨てたようです。危ないところでした。対策は別途考えることにします。
続いて、ボディの加工整備する予定です。(続く)
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