なろうでも早々にランキング上位にあがり、現在はコミック化されらクレハ先生の作品「鬼の花嫁」
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お話自体は、面白いんですが、どうしても納得できないことがあります。
主人公柚子は、はじめ、家庭で冷遇されていて、
最後は自然と家族は堕ちていきます。
ただ、そこで、なぜ主人公は直接痛い目を下さなかったのかなぁ?と。
自ら手を下す優しさのカケラもなくなったわけですが、その背景を考えちゃいます。
現代日本社会は、非常に人との関係が薄いのかなぁと感じました。家族といえども、むしろ家族だからこそ、兄弟、姉妹、同じ愛情を注がれて育つって難しいのかなとも。
私の場合は、母から兄、父が私で、はっきりそんな関係が出来上がっていて。私は今でも父親のいざという時好きだし、死んで泣くのは父かなと思う。
それでも、自分が母親になって、母の気持ちもdしぶわかるようになって、自分の中のインナーチャイルドの部分のトラウマも減ってきてる気がします。
そんな自分分析を私は大人になって、知りたいと思ってお金を払って少し学べたけれど。
一般的に、多くの大人(親世代)に気づかない悩みを抱えている人が多いと感じます。
だから、柚子のことも、そういった私と同じ親世代の弊害が子どもにいったのかなと。。
複雑です。
親として、愛してる、、つもりなんですよ。。
親として、こどもに絶対いってはいけないけれど、、
優劣とか相性ってありますよ。。。
そんなの、よほど親のキャパが大きくないと、
無意識に態度にでます。
私もママ友さんといて、
兄弟姉妹とみていると、関係が深くなれば、自然にどっちが好きかとか、感じますし。。
逆に3人以上のお母さん達のが、肝が据わっていてかっこいいなとも思うし、ガサツだなとも思う。
話がそれました。。。
そうやって、子ども時代に家族という中で、暗黙のルール、空気をよんでなんぼという。
日本の家族の生きづらさを感じました。
それと同時に思う。
柚子が望んだ「私だけを愛して」
今を生きる人達の心のさけびのように感じます。
ただ、個人的に、、
「愛される」よりも、
「愛する」方に軸をおいた作品のが、好きです。
受動的よりも、能動的の方が生きやすいんじゃないかなと。
そこまでクレハ先生押しではないのですが、
世界観と設定が良いだけに、主人公がもっと際立ったらもっと素敵な作品へと変化できる可能性を感じて残念です。
話は短いので、暇つぶしにはちょうど良いですよ絵も綺麗ですしね。