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初めて精神科に行ったのは確か25、6歳だったと思う。
それまでも不調は常々感じていたけれど、どうにかやり過ごせる範囲だった。
それが、もうごまかしきれなくなってしまった。
仕事中、車でふみきりを渡る時にこのまま電車が来ればいいのにとか、寝る時にはもう目が覚めなければいいのにとか考えるようになっていた。
とにかく助けてほしくて、割りと近くにある精神病院に足を運んだ。
玄関口周辺にはいかにも重症そうなお年寄りの患者さんがたくさんいた。
圧倒されつつも、私も苦しくてたまらなかったので勇気を出して受付に向かった。
受付を済ませて、ソファーで待っていると、看護婦さんらしき人が声をかけてきた。
「今日は誰の相談?」
「私です・・・。」
「えっ?」
「どうしてここに来ようと思ったの?」
「死にたくなったので・・・・。」
「とにかく家族に来てもらって。ね?」
「家族も精神病なので・・・。」
「どこの病院?」
「病院は行ってなくて・・。」
みたいなやりとりだったと思う。
いちから家族の話をする気力も無く、しかたなくそのまま帰ることにした。
それからどう過ごしたかは覚えていない。
たぶん号泣しながら車を運転したような気がする。
最後の頼みの病院に見捨てられて絶望状態だった。
頼るのは結局自分しかいないんだと、小さい時から感じていた。
けれど、大人になってから、もしかしたら病院なら助けてもらえるかもと少しだけ期待した。
でもやっぱりだめだった。
この先楽になることなんてないんだと思った。どうせずっと孤独なんだと。
それからしばらくして、タウンページで他の精神科を調べた。
良さそうな広告記事を載せているところがあった。
そこは心療内科と書いてあり、電話しやすかった。
さっそく予約してみることにした。
続きは後日。
それまでも不調は常々感じていたけれど、どうにかやり過ごせる範囲だった。
それが、もうごまかしきれなくなってしまった。
仕事中、車でふみきりを渡る時にこのまま電車が来ればいいのにとか、寝る時にはもう目が覚めなければいいのにとか考えるようになっていた。
とにかく助けてほしくて、割りと近くにある精神病院に足を運んだ。
玄関口周辺にはいかにも重症そうなお年寄りの患者さんがたくさんいた。
圧倒されつつも、私も苦しくてたまらなかったので勇気を出して受付に向かった。
受付を済ませて、ソファーで待っていると、看護婦さんらしき人が声をかけてきた。
「今日は誰の相談?」
「私です・・・。」
「えっ?」
「どうしてここに来ようと思ったの?」
「死にたくなったので・・・・。」
「とにかく家族に来てもらって。ね?」
「家族も精神病なので・・・。」
「どこの病院?」
「病院は行ってなくて・・。」
みたいなやりとりだったと思う。
いちから家族の話をする気力も無く、しかたなくそのまま帰ることにした。
それからどう過ごしたかは覚えていない。
たぶん号泣しながら車を運転したような気がする。
最後の頼みの病院に見捨てられて絶望状態だった。
頼るのは結局自分しかいないんだと、小さい時から感じていた。
けれど、大人になってから、もしかしたら病院なら助けてもらえるかもと少しだけ期待した。
でもやっぱりだめだった。
この先楽になることなんてないんだと思った。どうせずっと孤独なんだと。
それからしばらくして、タウンページで他の精神科を調べた。
良さそうな広告記事を載せているところがあった。
そこは心療内科と書いてあり、電話しやすかった。
さっそく予約してみることにした。
続きは後日。
