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犬の内転筋
起始…骨盤腹側面と薄筋腱
停止…大腿骨内側縁
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大内転筋は、
後肢のインナーマッスルで、
股関節を内転させるとともに
後肢のシッポ側への引き出し(伸展)や
臀部の前方や側方への動作に関わっています。
人間もそうですが、太ももの内側の筋肉が弱ってくるとO脚気味になり立ち姿が美しくありません。場合によっては膝や足首に負担がかかり歩行にも支障が出てきてしまいます。
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内転筋には、
大内転筋の他「短内転筋」「長内転筋」が存在し
協調し作用しています。
- 大内転筋は、骨盤結合全体に付着し薄筋に覆われて内側広筋に接しながら大腿骨粗面と膝窩筋窩に終わります。
- 短内転筋は、恥骨結節と大腿後面の間に位置しています。
- 長内転筋は、恥骨筋と結合しています。
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閉鎖神経により支配されています。
作用
◻️ 主に後肢を内転させる
◻️後肢の尾側への引き出しや殿部の前方および側方への移動にも関与している
ヒトの大内転筋
薄筋・恥骨筋とともに内転筋群のうちのひとつです。
何かにまたがる時や、
走行中に骨盤を安定させる時に作用しています。