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今日は音楽の深みについて説明したいと思います。

 

 

突然ですが

私、一番好きな作曲家はラヴェルです。

 

 

モーリス・ラヴェル

(1875ー1937)

フランスの作曲家です。

 

 

 

「ボレロ」や

「亡き王女のためのパヴァーヌ」という曲を

聴いたことはないでしょうか?

 

 

「ボレロ」

 

 

 

 

「亡き王女のためのパヴァーヌ」

 

 

 

 

 

 

ラヴェルのいいところは繊細&巧妙!

パズルゲームみたいにガッ!ってハメていったり

それでいて音楽が素晴らしい美しい。

そして当時新しい響きを追求していった作曲家です。 

 

 

 

例えばピアノコンチェルトがあります。

 

 

 

「ピアノ協奏曲 ト長調」

 

1楽章、2楽章、3楽章

って3楽章まであります。

それぞれ雰囲気が違うんですけど

まとめて一つの曲なんです。

 

 

この曲に高校生のときに出会って、

そのときによって

1楽章が好きだったり

2楽章が好きだったり

3楽章(ゴジラのテーマが聴こえる)が

好きだったりします。

 

 

 

でも高校生のときなんか

圧倒的に1、3楽章が好きです

元気元気!!かわいい!!!!

みたいな

 

 

それで時は過ぎ

私が27歳くらいのころかな?

NHKでたまたま流れてたんです

うあ!懐かしい!と思って

普通に聴いてたら突然2楽章で号泣しました。

 

 

 

 

すごくすごく悲しくて悲しくて仕方なくて

その時仕事も忙しくて

具合が悪くて検査とかしてて

でもその感情が表には出ていなかったけど

ラヴェルのピアノコンチェルトの2楽章を

聴いたことで突然引っ張り出されてきました

 

 

もちろん元気なときだって好きでした。いい曲です。

でもほんとうに悲しいときに聴いたら

これはもう悲しくて、仕方がない。

 

この曲はラヴェルが第一次世界大戦に行って帰ってきて、

戦争なんか嫌になって、

それにラヴェルのお母さんも亡くなって、

いろいろあって

何年か経った後に書いた曲です。

 

ラヴェルも悲しいことがあったんだなって思って。

1楽章だってよく聴けば

明るさの中に少し悲しみが混じってる。

悲しいことがあったけど、

明るく生きようみたいなかんじもする。

 

 

 

 

それが音楽の深みのひとつだと思います。

 

 

共鳴

 

 

 

もう死んじゃったラヴェルは

こんな気持ちでこの曲書いたのかなとか

そういうことを深く追求して

 

 

自分なりに研究したり

考えたりすることができる。

それが楽しいんです。

 

 

 

 

 

別にクラシックだけじゃないと思います!!

ロックだってJ POPだってその曲に

みんな共鳴したから売れるんでしょ!?!?

そういうの深く深く研究できるのは

楽しいことです😊😊😊😊😊

 

 

 

 

〜まとめ〜

 

音楽の深みとは

共鳴

 

そして

研究できる楽しさ

 

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