ハンバーグに
茶葉の出し殻を入れてみた。
もったいない精神が発動した。
せっかく自然栽培のお煎茶を買ったからね。
お茶は最低
三煎目まではいただくが、
美味しさの頂点は
二煎目やと思ってる。
甘味も苦味も渋味も
ぜ~んぶ全開やから。
一煎目は、なんかお上品、
葉っぱもかたくなに閉じてはって、
ドリップ式コーヒーの
「蒸らし」の工程と重なる。
それが、
二煎目になると
一気に本領発揮、
油断したら濃くなりすぎる。
どぅわ~~~っと
溶けだす薬効成分、
高齢者の元気の秘訣は、
朝一杯の日本茶かもしれん。
お茶を美味しく淹れるには、
お湯の適量・適温、
浸出時間も大事やけど、
茶葉を多くすると
美味しくなるんよね~
たま~に
茶葉を入れすぎると
お~、トレビア~~ンとなる。
やっぱ
適量ってあるんやな~って思う。
それでも、
庶民のケチ感覚は捨てられないぜ!
いくら
身体にいいとはいえ、
100g、千円超えの茶葉を
たった三回抽出して捨てるのは気が引ける。
昔の人は
どないしてはったんやろ?
たとえば、
昔は大家族やったから、
三煎どころか
「お白湯ですやん!」
ってくらいまで飲むのが当たり前で、
それでも、もったいないから、
ふにゃふにゃの茶葉を
さらに、ふにゃふにゃになるまで煮込んで、
無理やり、うっすら色だして飲むか料理に使い、
最後は、しっかり絞って、ほこりが立たんように
掃き掃除に利用したんとちゃうやろか?
庶民派魂かんじるわ~。
とにかく
茶殻への未練や執着を
どぎゃんかせんといかん。
15年くらい前かな?
「うちは茶殻を料理に使ってるよー」
って言ってた茶農家さんは、
無農薬栽培でがんばってはった。
日本茶の可能性を広げ
茶殻を食べる文化発展のため、
消費者と国が意識を高くして
農業が自然栽培に戻るといいね。
ほんと
知らんかったでは済まされない、
栄養成分が茶殻と一緒に
捨てられてるとよ~
あんさん、九州出身?
なので、
茶殻問題
どぎゃんかせんといかん(しつこい)、
国会でも
取り上げてほしいくらいやわ。
そんな
たいそうなこと言わんでも
「粉茶」でええやん!
というわけで、
残ってた茶殻をハンバーグに入れたよ。
そのまんま
いつものハンバーグの種に
混ぜるだけ
って、さすがズボラもんはちがう。
っていうか、
せめて、
「刻む」とかしなよ。
ちなみに、
ウチのは
牛肉ハンバーグ。
材料はなるべく少なくしたい。
牛ひき肉、ナツメグ、塩、コショウ、(玉ねぎ)、
それに茶殻を入れてコネコネする。
具材は増やしてもオッケーよ。
タマゴ、トーフ、ターメリック、
しいたけ、にんじん、在庫野菜
なんでもアリ~のイタリア~の
でもあるし、
基本、肉さえあればいいんじゃね?
という強い信念をもっている…。
その信念いる?
コネコネも、むかしのように
「粘りが出るまで」とか
しなっくなった。
テキトーでいいです、テキトーで。
高齢者は、
細く、長く、チャラく、省エネ運転を!
つぎに、
適当にまとめたタネを
フライパンに並べ、
ついでに
ピーマンを大きいまま一緒に焼くと
「ピーマンの肉詰めない焼き」
のできあがり。
ほんま大好き!
で…
食後はやっぱり
コーヒーより
緑茶が飲みたい。
で…
また茶殻がでる。
次どないしょ~~~?
冷凍保存して、
まとめてドカンと
投入してみようかな?
茶殻のふりかけとか、
佃煮とか、
炊き込みご飯とか
厚焼き卵とかの
具材に、
どないやろ?
あ、そうそう、
お味噌汁にお餅いれて
ふにゃった出し殻も入れてみたけど、
立派な具材になったよ。
茎の部分が、ちょっと気になったけど…
すぐ慣れるんちゃう?
いつもサイコーありがとう!
Yurubochi