ゆるりフェムネコちゃんです




単独で自身の縄張りを持ち
群れず1匹で狩りも子育てもするのは

ネコなんて可愛い生き物じゃなく

野生のトラだな トラ気づき

と。揶揄されますが

LGBT用語で例えるなら
一応フェムネコに当たります三毛猫ハート

レズビアン業界に入ってすぐの頃に

フェムネコはモテるよーっグッって
諸先輩方から言われたので

それなり売り手市場かと思いきや

実際には。。。



どこがやねんダッシュダッシュやった。笑




って言うのが今回の話で

ちょっとばかりゆるりの
懐かしいデビュー当時の思い出話など

聞いてくださいニコハート



時を遡る事12年前




初めてインターネットで
レズビアンと言うワードを検索して

とあるSNSに登録した時に

同じSNSでやり取りをしていた
レズビアンの先輩方からは

『ゆるちゃんはフェムネコかな
フェムネコはとてもモテるよ』

って。言われてたので

これから恋愛しようって思って
飛び込んだ世界だったし

当時もう30代で若くもなく

しかも子持ちのこんなわたしでも
まだ恋愛としての需要があると言うのは

とてもほっとする朗報で



そうなんやぁぼけーキラキラ




のほほんと気楽に構えて
いざ現場に出てみたら。。。

まるっきり誰からも見向きもされず
ぽつんとひとり浮いていて

フェムネコがモテるとか
まるっきり全然ウソやん。。。て



打ちひしがれたのが始まり




今と変わらず当時のわたしも
超絶偏執的な性格だったので

ネットに書き込みをしてから
最初の半年間ほどずっと欠かさず

全てのイベントやオフ会に参戦し
SNSも駆使して徹底的に

たくさんの方と出会ったけれど



ことごとく恋愛には発展せず




あまりにも悲惨な非モテモードに
ちょっと愕然とした記憶が鮮明です

え。。。って。。。なった。笑

ここはどう言う法則なん アセアセ?と悩み

求められてるものが全く違う?
パラレルワールド???



理解が追いつかないわたし




かと言って別にノンケの時は
メンズからは超モテてたかと言うと

そんな華々しい戦歴はもちろんないし

なんならメンズからもモテてなかった
。。。かも知れない 真顔チッ

とは言えいくらなんでも



ここまでぼっちは初体験ガーン




こう言うのって。。。
意外と切ないし戸惑うものですね

調子が狂うと言うか。。。

特別モテたい訳ではないけれど
誰からも相手にされないと言うのは

恋愛というポイントにおいては



残念なお知らせやがな ショックガーン




世の中には色々なコトがあって
ひとりでも楽しめるものもあるけど

恋愛だけはひとりではできないので

永遠に誰からも相手にされないひとは
永遠に恋愛を経験できないし

さらに分の悪いことに。。。
ややアロマンティック気味なので

一方的に相手を求め続ける片想いすら
ほぼ不可能なわたしは

もうそうなったら

ここまで来たけど



無やな。。。真顔チーン




もしかしたら自分は
レズビアンかも知れないと思い

決心して飛び込んでみた世界で

それを確かめる術もなく



そもそも需要ナシ子とは魂




しかしわたしは。。。

誰からもお声がかからない
壁のドライフラワーをしている間に
周囲をつぶさに観察していて

気付いてしまった。。。

どうやら確かにレズビアンの
諸先輩方の言う通り



フェムネコはモテてる気づき




クラブなどで行われる
華やかなレズビアンイベントでは

茶髪にロングヘアーで今時の服装をした
キレイめ女子のフェムネコちゃんを

ボイタチくんや中性タチくん達が

垣根のように囲んでいるのを
幾度となく目撃し

それを眺めながら



ゆるり悟る




フェムネコはモテる
。。。は紛れもない真実だけど

全てのフェムネコがモテるとは
限らないと言うことを。笑

そして。。。さらに



意外な事実を知ってしまう




フェムネコちゃんを取り囲む
生垣のほとんどがみんな

ボイから中性。。。

だと言うことを ガーン気づきナヌ

そしてレズビアンカップルの
組み合わせの多くが

どうやら。。。。。



女性トイレフェム×ボイ男性トイレ




もしくはフェム×中性の

男役と娘役のカップルのような
組み合わせになっていて

そこでとても大きな

勘違いをしていたと
ようやく気付いて驚愕しました

わたしはいわゆるフェムネコだけど

わたしの思い描く恋愛対象は
紛れもなく。。。

わたしと同じ



フェム ハイヒール




 キレイなお姉さんが好きハート

アロマンティック気味だけど
それくらいは分かる



女性らしいひとが良い




レズビアンのオフ会や
イベントで知り合った方に

好きなタイプを聞かれる度に



フェムなひとかな うーん??




と。なんとなく答えていて

少なくとも自分自身以上には
フェムなひとが良いハート

と付け加えていて

ごくたまにわたしなんかにも
興味を持って話しかけて来てくださる
ボイさんや中性さんにも

そう答えていたので



そらモテんわな。。。




そしてさらに残念なことに

フェムの方は同じフェムに
あまり興味がなさそうだったので

フェムが好きなフェムネコに
需要なんてほぼねー

ってなもんよえーんガーン

自分が求めているものと
向こうが求めて来るものとの



ミスマッチがひどすぎて




これはきっと自分なんかには

手が届かない世界だとあきらめ

オフ会やイベントに行く度に
わたしと同じように手持ち無沙汰な
優しそうで話しかけやすい

色んなレズビアンの方々に

ほのぼのとした世間話や
恋バナを聞いたりして

それはそれでのほほんと



遊んでもらってました気づき




いわゆる恋愛でのモテの
反対側にはずっといましたが

大好きな友達が出来たのもこの頃で

凄く楽しかった時期でもあり

それからもう12年も経ったなんて
信じられないほど光陰は矢の如しです

あの頃はめちゃくちゃ手探り状態で
何もかもが分からない事だらけで



めまぐるしかったけれど




当時のことをたまに思い出すと
なんだかとてもほろ苦くて

まるで第2の青春のように
懐かしく思います



そしてボヤきは続く。。。




のかな うーん気づきどうなんだろ

フェム好きなフェムのボヤきなんて
共感してくれる方は少ない?

マイノリティの中の

マイノリティの

すごくささやかで
密かな呟きです。。。