(昨日の続きです)


労働基準監督署は、定期監督指導というものを行います。


定期的に管轄の事業所を廻って、法律違反がないかをチェックし、あれば正しくなるように指導するわけです。


これの統計があるのですが、全国平均に比べて、東京都の事業所はの方が、違反率が約5%高くなっています。



『東京は違反する会社が多い?!』


実際は、そういうわけでもなくて、事業所数の少ない地方の方が指導が頻繁だから、のよう。


毎年のように監督署が指導に来れば、当然、違反もなくなりますよね。


逆に、東京では、まともに計算すると、●年に一度?!という話です。

 (実際に計算通りなのかどうかは、わかりませんが。。。)


こうなると、「違反するつもりじゃなくて、そもそも知らなかった。」ということも多いようです。


もちろん、従業員からの訴えなどがあれば調査が入る可能性は充分ありますし、

私のお客様のところでは、ある駅ビルのテナント全部に一斉に入ったことがありました!



では、中でも多く指摘された違反、ワースト3は・・・


労働時間・割増賃金・就業規則! 


それから、労働条件明示・衛生管理者・健康診断と続きます。(東京都の場合)



  (つづく・・・次回は具体例です☆)