弓道ではないけど…尊敬する人 | 弓道つれづれ日記

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社会人になってから弓道はじめて20年。
日々、精進努力中!

昨日、私の大好きなフィギュアスケート選手の浅田真央さんが
競技生活の引退を表明されました。
 
実はrinrintoはフィギュアスケートの試合を見るのは結構好きで。
伊藤みどりさんの時代からちょいちょい“素人ファン”として
テレビの前で声援をおくっていました(^_^)
 
ジュニアの頃の試合で三回転ー三回転ー三回転の連続ジャンプを成功させた
ちっちゃい子がいる∑(゚Д゚)と話題になり、
15歳でグランプリファイナルに初出場初優勝という快挙を成し遂げた真央さん。
 
すっごい子が出てきたなぁとビックリしたものです。
彼女は才能溢れる「天才」と言われましたが、
どこに行くにもスケート靴を持ち歩き、
日々の稽古を欠かさず、
監督に「稽古を止めさせるのが大変」
と言わせてしまうほどの努力家でした。
 
試合に勝つためには、無理をして飛ばなくても良い
トリプルアクセルと言う大技にこだわり続け、
状況に甘んじる事なく常に自分と戦い、上へ上へと高みを目指していった姿。
 
より美しく正確なジャンプを体現しさらなる頂点を目指すため、
彼女が始めたのは全てを基本からやり直した事。
 
一時はジャンプの成功率がさがり、
次回オリンピック出場を危ぶまれ、連日マスコミに大きく報道されました。
 
大変なプレッシャーがあったと思います。
 
弓道にも同じような事ありますよね。
例えば100発100中、的中が安定しているときに、
「その射ではいくら中ってもだめ」と言われて
中りを捨てて基本に立ち返ることが素直に出来るか?
大変難しいことではないかと思うのです。
 
がしかし、彼女は挑戦することをやめませんでした。
ソチオリンピックではメダルこそ逃しましたが、
氷の削る音すらしない滑らかなスケーティングと、
誰も挑んだ事のない公式試合での8トリプルジャンプを全て成功させ、
人々の記憶に残る滑りを完成させてくれました。
 
彼女の競技は武道の“道”ではないのですがその真摯な姿勢に
 
「人に勝つことよりも誠を尽くす」
 
と言うことを顕現していると私は感じました。
 
レベルは天と地ほども違いますが、
rinrintoは浅田真央さんの姿に勇気づけられ、
心から彼女を見習いたいと思っているのです(*´ω`*)
 
あ!あと、浅田真央さんをイメージして作られたという、
「何度でも」。
 
10000回だめで 格好悪くても
10001回目は 何か変わるかも知れない
10000回だめで 望みなくなっても
10001回目は 来る
 
頑張ろう!って思える歌詞です(T-T)
本当に長い間、戦い続けた浅田真央さん、お疲れ様でした。
 
明日の記者会見、見たら泣いちゃうなー。゚(゚´Д`゚)゚。